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お仕事のお知らせ:「天津爆発事故」「戦後70周年」を寄稿しました(高口)

2015年08月14日

星海社のジセダイ総研に「 突然誕生した中国の「戦後」、空虚な器をめぐる日中の論争」「「窓の外には地獄が広がっていた」SNSが伝える天津塘沽爆発事故」と2本の記事を寄稿しました。

20150814_写真_中国_天津爆発_


「 突然誕生した中国の「戦後」、空虚な器をめぐる日中の論争」では、「戦後」という言葉、時代区分が実態を示すというよりも、きわめて政治的に利用されてきたことを取り上げ、中国が近年になって「戦後」平和の体現者として日本を批判するようになったことを書いています。安倍首相もまた日本こそ「戦後」平和を作ってきた一角だと発言しているわけですが、ご本人のタカ派イメージもあり、第三国からは「どっちもどっち」的に見られていることも多いのです。そこで”平和”ではなく、”人権”を外交の柱とする必要性があると提言しました。

「窓の外には地獄が広がっていた」SNSが伝える天津塘沽爆発事故」では12日夜に起きた天津爆発事故について情報をまとめています。

ネットユーザーが現場を撮影した動画、写真が次々と公開されて現地の「地獄絵図」が伝えられている。クレーターのような大穴が空いた事故現場、吹き飛んだ建物、窓ガラスがすべて粉々になったマンション、吹き飛ばされたコンテナ、黒焦げになった1000台もの車、道端に転がる黒焦げの遺体やちぎれた手足などの恐ろしい光景が映し出されている。爆発の規模を考えれば、完全に吹き飛ばされた犠牲者も相当数いるはずだ。13日夜時点で公式に確認された死者数は50人だが、最終的な犠牲者はこれをはるかに上回るものと予想される。



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軍事政権が救った命、バングラデシュ製薬産業が発展した理由とは(田中)

2015年07月04日

バングラデシュの意外な輸出産業

バングラデシュ最大の輸出産業といえば縫製産業である。良質で安い労働力が手に入ることから近年競争力を増してきている。そして、意外と知られていないが、縫製産業に次ぐ輸出産業として、製薬産業がめざましい成長をとげている。2002~2010年にかけての製薬業界は年平均26%というハイペースで成長を続けてきた。製薬業界の国内マーケット規模は1000億タカ(約1500億円)。その内97%を国内産業が占める。

バングラデシュの日刊英字新聞The Daily Starによると、製薬産業の2012年輸出額は約50億タカ(70億円)である。2011年現在、製薬産業が輸出に占める割合は0.2%。割合こそ少ないものの着実な成長を続けている。

バングラデシュの薬代は世界一安いと言われている。例えば、風邪薬一本20円で買える。抗生物質も100円程度から買える。この安さのおかげで貧困層でも薬へのアクセスが可能になった。この安さの理由は2つある。一つはバングラデシュが発展途上国で、製薬関係の特許が適用されないこと。発展途上国における医薬品へのアクセシビリティを確保するため、特許による知的財産権保護の適用外にあるのだ。二つ目としては、薬を自国生産していること。これら2つの理由の背景については、後ほど詳述する。

この国の製薬産業が大きく成長するきっかけは一つの法律だった。1982年に制定されたNational Drug Policyによって、海外企業の活動を大きく制限され、国内企業に成長の余地を与えた。まずは1982年当時の状況を振り返ってみよう。


1970年代製造の冷凍肉が流通する中国、ビンテージ肉の謎(高口)

2015年06月25日

中国で70年代の冷凍肉流通 密輸を大規模摘発」というニュースが話題となっています。

実はこれ、「げげっ、そんなのが見つかったの?!びっくり!」というものじゃなくて、前からちょくちょく言われている話なんですよね。本サイトでも2013年に「中国“黒心食品”の新メンバー・ゾンビ鶏足、ベトナム戦争期製造の老兵が中国に登場」という記事で紹介しています。

ベトナムなど東南アジアルートを中心に検疫や関税を逃れた冷凍食品の密輸入が横行しているってのはよく分かる話なんですが、冷凍保存もコストがかかるだろうになんで40年前のビンテージ肉が残っているのかというのが腑に落ちないところ。中国すげぇって話じゃなくて、保存していた国がすげぇ(多分東南アジア)ってことじゃないか、と。まあ黒くなった肉を薬品で洗ってぴかぴかにしているところは中国の技術なんですが。

酒を飲まないウイグル人はイスラム原理主義者、ラマダン直前に嫌がらせビール祭りを開催―中国(高口)

2015年06月24日

新疆ウイグル自治区ホータン地区ニヤ県の農村で、ラマダン直前(18日から)の6月15日に共産主義青年団主催のビール祭りが開催された。その目的は
 

“現代生活によって農村の文化生活を活発にすること、違法な宗教伝播の余地を減らすこと、農村の思想・文化・世論の陣地を占領すること、村の党組織の凝集力を高めることにより、農村に調和と安定をもたらすこと”


とのこと。


以前にも記事「禁酒・禁煙する奴はイスラム原理主義、中国政府が新疆で宣伝活動」で取り上げましたが、ブルカ禁止やヒゲ禁止といった干渉がエスカレートし、禁酒を禁止、ラマダン中のレストラン休業は禁止、雑貨店には必ず酒を置くことなどの規定が追加されるなかで、「みんなの前でビールを飲むことを強制」という新技が追加されたもよう。
 

大ヒットアニメ「ベイマックス」、中国語版・韓国語版では“日本要素”が削除されていた件について(高口)

2015年06月03日

今さらながらベイマックスを見ました。「アナと雪の女王」もそうでしたが、テンポのいいストーリーテリングと凄まじい作り込みの背景に脱帽しました。特に空から街を見下ろすシーンは圧巻じゃないでしょうか。

さて、このベイマックスですが、中国語版(ちなみに中国語タイトルは「超能陸戦隊」という強烈なもの)では、日本要素が大々的に削除されているとのこと。最近仲良くしている中国人風刺漫画家のラージャオに教えてもらいました。

外国人初の中国「労働関係管理師」高橋孝治氏が『ビジネスマンのための中国労働法』を出版

2015年06月02日

高橋孝治さんの著書『ビジネスマンのための中国労働法』が出版されます。書店には6月3日ごろから並ぶほか、4日にはネットショップでも購入できるようになるとのこと。3日には八重洲ブックセンター本店で販売イベントが開催されます。

高橋さんは本サイトにも寄稿してくださっていますが(記事一覧)、他にも中国ビジネスヘッドラインやフリーペーパー『Whenever北京』でも中国法関係の連載を持ったり、はたまた外国人として(多分)初めて中国の国家資格である労働関係管理師を取得するなど積極的な活躍をみせています。

まだ私も入手していないのですが、楽しみにしています。


 

中国ウォッチャー界の「ゆく年くる年」=ブックレビュー・津上俊哉『巨龍の苦闘』(高口)

2015年06月01日

津上俊哉『巨龍の苦闘 中国、GDP世界一位の幻想 』(角川新書、2015年)をご恵投いただきました。

今や日本一のAIIB男としてニュース番組でもひっぱりだことなっている津上さんの新刊です。2013年の『中国台頭の終焉』をヒットさせた津後、2014年の『中国停滞の核心 』、そして今作と年一ペースで新刊を上梓されています。

タイに新幹線を輸出へ 中国との争いに日本が競り勝った理由とは(高口)

2015年05月27日

ジセダイ総研に記事「タイに新幹線を輸出へ 中国との争いに日本が競り勝った理由とは」を寄稿しました。

タイの高速鉄道建設に新幹線の輸出が有力になった喜ばしいニュースについて、ちょっといや~な目線で記事を書いています。
 

「事業線」を2センチ見せたら罰金10万円、中国ゲームショーでコンパニオン規制(高口)

2015年05月20日

中国最大のゲームショー、CHINA JOY。今年も7月30日から上海市で開催されます。コスプレや露出度の高いコンパニオンがゲーム以上の話題となる同展示会ですが、今年は不思議な罰則規定が導入されたとネットで話題になっています。
 

無実だけどブタ箱に、バングラデシュのムショ暮らし(田中)

2015年05月18日

電話がかかってきた。以前、知り合いの日本人の事務所で働いていた運転手からだ(以下、J)。こうして電話がかかってくるのはいつ以来だろう。その日本人の事務所はすでに撤退していたので、Jは別の仕事に就いているはずだ。

電話をとって近況を尋ねると「刑務所にいました」との返答。「え?刑務所?まさか?」とは思ったが、いろいろ話したいことがあるというので来てもらった。おおかた金の無心にやってくることは察しがついていたが、ひとまず保留。その後のやりとりが面白かったので、以下に書き留めておこう。

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