「動漫」(漫画・アニメ)産業を発展させて、中国のクリエイティブ産業の柱にっ! と中国政府の鼻息は荒いわけですが、アニメ業界もなかなか楽にはいかないようです。
※動画は当記事とは関係ありません。
マークス社の大学生就職調査報告によると、2009年の十大就職難の専攻の中、アニメ関係が「学部卒業生の22.5%が半年後も失業中」として首位になった。2008年以来アニメ関係は既に二度「失業率が高い専攻トップ10」に入っている。
日本アニメに「だまされた」アニメ専攻の卒業生 _中国網_日本語
日本でもアニメ業界の劣悪な労働条件はしばしば耳にするところですが、大学の専門と就職が強く関係している中国だと、「動漫学部」(アニメ・漫画学部)な んというのもあちこちにあったり。「日本のアニメ好きだ!」という純粋な気持ちだけで、受験するともう後に引けない苦境に追い込まれている学生がごまんと います。
また冒頭で述べたように、アニメ振興政策が国策であるがゆえに、「テレビ局は何分以上国産アニメを放映せよ」「**省は何分以上アニメを制作せよ」といった需要を無視した、無駄な供給もあったり。結果として激しく低品質な作品が量産されています。
国の無定見な政策のため、「アニメ愛」に燃える若者たちが犠牲にされるのはちょっと悲しくなったり。その当たりは日本も中国もあまり変わらなかったりするのでしょうか。
(Chinanews)
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