• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

みかじめ料の払い方教えます!連載「『これからは中国』でホントに大丈夫?」がやう゛ぁいぐらい面白いっ

2010年08月27日




日経ビジネスオンラインの連載「『これからは中国』でホントに大丈夫?=沸騰する進出ブームの裏側」が面白いっ!

第1回 ある日本料理店経営者の告白 「次の更新で家賃は一気に3倍!」:日経ビジネスオンライン

上海に進出したある日本料理店のエピソード。取得が大変な営業許可証と店舗を中国人パートナーに用意してもらって進出。店は大繁盛で万々歳!というところに落とし穴。

中国人パートナーに「あ、来年から家賃は3倍ね」と言われてしまったり、中国人パートナー絡みで、店で「上海ヤクザ戦争 死闘編」が勃発しかけたり。不謹慎ながら笑ってしまいました。

さらにヤクザと警察(!)にみかじめ料を払わなきゃ行けないよと懇切丁寧に教えてくれる解説も素敵です。

第2回 なぜ日系企業でストが起きるのか 本当の理由を話します:日経ビジネスオンライン

こちらは中国人の日系企業社員、元社員による座談会。「日本企業はケチ。給料上げないし。中国の物価上昇に気づいていないのか?」「日本人のボスはみんなにハブにされているよ」「両面コピーで節約とかバカか?中国のコピー機でそんなことしたらぶっ壊れるっつーの」「通勤用バスも用意しないくせに、遅刻厳禁とは片腹痛いわ」などなど、好き放題言いやがってとむかつく一方で、なるほどと思わされるお話がいっぱい。

中国怖い!中国怖い!と煽るような部分もありますが、まあ、そもそも外資の進出って、どこの国でも現地とのいざこざがあるもの。我らが日本だって、ヤクザに、談合に、腹芸に、宴会にとジャパンルール満載だったわけで。

おまえら、素直に市場開放せんかいと母国の力を借りて圧力をかける「砲艦外交モード」も今の中国様には通用しませんし。それが炸裂したのが19世紀中国であり、「もはやあの屈辱は味わわぬ」という中国の臥薪嘗胆力が開花したというところでしょうか。

というわけで、タイトルはともかく、中身充実の連載「『これからは中国』でホントに大丈夫?=沸騰する進出ブームの裏側」。次回も楽しみです。

(Chinanews)
*記事についての情報や間違いなど教えて頂けると大変助かります!コメント欄か、メール(21chinanews●gmail.com、●を@に変えてください)でお願いします。

コメント欄を開く

ページのトップへ