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<サッカー>汚職捜査はついに佳境へ=先代・先々代の協会トップを立件―中国

2010年09月13日



足球小子 / guoyong511
※イメージです。

2010年9月12日、中国公安部は、サッカー協会の謝亜龍(シエ・ヤーロン)元副会長が収賄、賭博関与容疑で立件された。後任の南勇(ナン・ヨン)前副会長は今年1月に逮捕されており、サッカー協会トップが2代続けて汚職容疑で捜査されるという異例の事態となった。

中国では昨年末から八百長、サッカー賭博、贈収賄などに関する捜査が始まった。中国スーパーリーグのクラブ関係者ばかりか、サッカー協会幹部にまで捜査が及ぶなど波紋は大きく広がっている。今年1月にはサッカー協会の南勇(ナン・ヨン)副主席(当時)、楊一民(ヤン・イーミン)副主席、アジアサッカー連盟審判員会副委員長の張健強(ジャン・ジエンチアン)女子部主任が逮捕された。

今月7日には謝元副会長が2度目の事情聴取に呼ばれた。また蔚少輝(ウェイ・シャオホイ)元中国代表マネージャーと李冬生(リー・ドンション)元審判委員会主任も事情聴取された。その後1週間近くも身柄は開放されず憶測が広がっていたが、12日、ついに公安部は立件を認めた。

4年にわたり中国サッカー協会トップに君臨した謝元副会長。中国サッカーを失墜させた凡庸なリーダーというイメージが強かったが、蓄財に関しては非凡な才能を発揮していたようだ。協会トップとして、リーグ戦の日程や代表選手の選抜など多方面に深く関与、クラブチームなど関係者からわいろを受け取っていたという。


(Chinanews)
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