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「神も仏もない」!寺院参拝後に少女をレイプした男を逮捕―タイ・パタヤ市

2010年09月15日



Buddhist temple art 2 / aimforawesome

※イメージ。

世の中にはどうしても許せない、とめどなく怒りがこみあげてくる犯罪があります。幼い子供への性的虐待やレイプなどもその一つ。タイのニュースを伝える情報サイト「CAPLOGUE」がそうした許せない事件を伝えています。
10歳の少女をホテルに連れ込みレイプした46歳男性を逮捕 パタヤ(CAPLOGUE)

タイ東部チョンブリー県パタヤ市で12日朝、10歳の少女が連れ去られ、レイプされるという事件がありました。逮捕された男性は46歳で、寺の境内で少女を騙し、ホテルに連れ込んで犯行に及びました。 事件があったのは、パタヤ市内のパラダイス・バンガローという小規模ホテルで、午前6時ごろ、通報を受けた警察官らが現地に駆けつけました。現場では、10歳の少女をレイプするという残忍な行為に及んだブンゲー・ポルタイソン容疑者(46 歳)は、周辺住民らによって取り押さえられていました。

なんと寺院でのたぶらかし。しかも参拝後に……。信心深い人が多い仏教国・タイなのに、神仏の前でこんな極悪非道なことをする愚か物もいるんですね。

トニー・ジャーの初主演作『マッハ!!!!!!!!』で悪人が巨大な仏頭に潰されるシーンはタイの文化的背景を感じさせるいいシーンでした。『ダーティーハリー4』のレイプ犯がユニコーンの角に突き刺さるシーンをちょっと思い出させるような。今回の事件がタイで騒ぎになっているのは、参拝後の犯行ということもあるのかもしれませんね。


もっとも宗教と性的暴行の結びつきは、案外よくある話のよう。カトリックの話になりますが、先日もベルギーの教会で、神父の児童への性的虐待の被害申告が、475件に達したとの記事がありました。児童の性的虐待は、ベルギーに限らず世界中の教会でたいへん大きな問題となっています。

教会で虐待を受けた児童、今回レイプされた少女は、神や仏を信じ、祈り、拝むことが出来るでしょうか?仏の目の行き届く神聖な寺院ですら、救いの場どころか、汚れた性的欲望のうずまく場になってしまう......。

神も仏もない、とは、こんな時に使う言葉かも知れません。

事件の詳細については「CAPLOGUE」をご覧下さい。事件を報じるニュース映像も掲載されています。


(kenya)
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