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【鬼才現る】中国政府のレアアース輸出規制が無効化=法律の抜け穴突く中国人の「智慧」

2010年10月10日

以前の記事で、「中国がレアアース輸出規制して値段が上がったら、第3国が生産するようになるよ。あと、日本にだけ売らないとか言われたら、第3国経由で買えばいいじゃん」というお話をしましたが、中国の民の智慧は私の想像を超えていたようです。

まさに鬼才…… 悪魔の発想…… (福本伸行風、になってる?)

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2010年10月9日、中国経営報は記事「中国のレアアース、密輸出は正規ルートの40%に相当か=迂回輸出規制へ」を掲載した。以下はその抄訳。

2009年、正規ルートで輸出されたレアアースは5万トン。一方で密輸出もその40%にあたる2万トン以上に達したとあるレアアース業界関係者は語った。世界のレアアース産出量の90%以上は中国が占めている。中国政府は国際的な発言権をさらに高めるため、2006年以来輸出規制を実施、正規ルートでの輸出量に制限をかけてきた。

中国には「上に政策あれば、下に対策あり」という言葉もあるが、まさにその言葉通り。密輸という形で規制が突破されている。輸出時に内容物の申請をごまかす、レンガや大理石として輸出するという形式もあるが、このほかにレアアース合金として輸出するケースもある。

レアアース輸出規制は原料にのみ課されるもので、レアアースを利用した製品の輸出には一切の規制がない。鉄との合金という形式で輸出し、海外で再び分離することによって実質的な原料輸出が行われている。すでに中国政府はこうした密輸出について注目しており、新たな規制が検討されているという。

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簡単に分離してレアアースに戻せるような合金にした上で輸出。「製品輸出なんだから文句はなかろう(にやっ」という鬼才ぶり。さすが中国。抜け道捜しの達人たちが集う国っ!

新たな規制が検討されているとのことですが、すぐに次の抜け道が見つけ出されるような可能性が高いでしょう。

「上に政策あれば、下に対策あり。」

為政者にとっては頭のいたい国民ですね。日本人も見習うべし(笑)。

*上記記事はレコードチャイナの許可を得て転載したものです。

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