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クリントン米国務長官のアジア歴訪=中国に対抗するため同盟国との関係強化を図る―米メディア

2010年10月30日

2010年10月28日、環球網は記事「米メディア:アジア歴訪のクリントン米国務長官が繰り広げる対中国戦略=同盟国との関係強化で中国の影響力に対抗」を掲載した。以下はその抄訳。


Twin Towers, Kuala Lumpur – Malaysia / williamcho


27日、ヒラリー・クリントン米国務長官のアジア太平洋地区歴訪が始まった。中国、ベトナム、マレーシアなど多くの国を訪問する。同日、ある米メディアは、歴訪の主要目的はアジアの同盟国との関係を深め、中国の影響力に対抗することにあると報じた。

領土問題など中国にとって絶対に譲れない問題を意味する「核心的利益」。中国は一時、スプラトリー諸島(南沙諸島)など南シナ海についても「核心的利益」に組み込む構えを見せ、周辺諸国の不安を招いていた。中国の台頭に関する懸念は米国にとっては交渉のリソースとなる。

人民元切り上げ問題、地域安全保障、人権問題などで多くの矛盾を抱える米中関係だが、中国にとって米国は最大の輸出相手国であり、米国もまた「これ以上面倒を抱えたくない」のが実情。出発直前になったクリントン国務長官の日程に中国・海南省への訪問が加えられたが、両国ともに話し合う必要性を感じていると米専門家は指摘している。

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オバマ米大統領は中国に立ち寄らないが、クリントン国務長官は立ち寄る、と。虚々実々のやりとりが続きそうです。東アジア・東南アジアにおける米中の友好国綱引き合戦では、尖閣問題・南シナ海問題と強硬姿勢というか、暴れん坊ぶりを見せつけた中国が失点しているのは間違いないでしょうね。米国はそのあたりをうまく立ち回るのでしょう。

ま、中国が失点したからといって、日本が勝ったわけではないわけですけどね。

*上記記事はレコードチャイナの許可を得て転載したものです。

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<過去記事>
Kinbricks Now:親中路線変更か?オバマ米大統領のアジア歴訪、中国に立ち寄らず―中国紙

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 コメント一覧 (2)

    • 1.
    • 2010年10月30日 11:16
    • 前原外相がクリントン米国務長官と会談して、クリントンが尖閣諸島は、日米安保条約の適用対象になると明言したことなどが、原因の一つとなって、日中首脳会談は行われなくなったようですが、米中会談はどうなるのでしょう。端から見ていると興味津々ですが、多分会談が行われたとしても、ニュースでは、領土問題について中国の立場を表明したという聞き飽きた文言が流れて終わってしまうのでしょうね。
    • 2. Chinanews
    • 2010年10月30日 14:07
    • >凜さん
      細かい事情まで把握しているわけではないのですが、尖閣問題での発言で米中の会談が流れることはないのではないか、と。日米と二方面で争いたくないし、米国とは話し合うことが山ほどあるし、と。
      外交は細かい文言の違いに命を賭けていたりするので、読み解くのは難しいですよね。付け焼き刃で勉強中でありますw

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