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【タイ映画評】あのオカマキックボクサーの半生をシリアスに描く=笑いなしの実録映画『ビューティフル・ボーイ』

2010年12月07日

『ビューティフル・ボーイ / Beautiful Boxer』


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2003年公開 2005年日本公開

来日したこともある、実在のオカマさんキック・ボクサーであるパリンヤー・チャルーンポンの半生記。予想とは違いコメディータッチな部分は全くなくまじめに作ってあり、脚本にち密さがないものの結構いい感じに仕上がっている。どうしても先入観を持って見てしまうが、シリアスな作品である。

パリンヤー・チャルーンポンは1981年6月9日生まれで、タイ北部のチェンマイ県の出身。化粧をしてリングに上がり、化粧をするしぐさで試合前のパフォーマンスを行い、また、勝った時には相手にキスをしてタイでも話題になった。

実力はなかなかのもので、北部地方のリングからのし上がり1998年にはバンコクにあるムエタイ(タイ式キック・ボクシング)の名リングであるルンピニー・スタジアムでのデビューを勝利で飾った。1999年に性転換手術を行い、その後はモデル兼女優として活躍している。

*当記事はタイ映画やタイに関する映画を思いのままに紹介するブログ「タイ映画つれづれなるままに」の許可を得て転載したものです。

パリンヤー役をやったアッサニー・スアンはこれがデビュー作。初作品とは思えないほど、オカマさんという難しい役を自然な演技で見せてくれる。彼もチェン マイ出身のキック・ボクサーでバンコクのラチャダムヌン・スタジアムでも試合を行ったことがあり、100戦以上の戦歴を持つタイ北部では有名なボクサーで あったが引退してこの作品のオーディションに臨み見事に主役を射止めた。そして、その後俳優に転身した。

彼は、この作品でスパンナホン賞の最優秀男優賞を受賞している。とても優しい感じの母親役は、元ミス・タイランドのオラノン・パンヤウォン。 1998年11月にパリンヤーと日本武道館(作品中では東京ドームとなっている)でシュートボクシングの異種格闘技戦を実際に行った女子プロレスラーであ る井上京子が、本人役として出演している。監督のエーカチャイ・ウアクローンタムは、これが長編デビュー作。



 


(執筆者・asianet)

*当記事はタイ映画やタイに関する映画を思いのままに紹介するブログ「タイ映画つれづれなるままに」の許可を得て転載したものです。

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