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中国にマンガ『進撃の巨人』のマニアックなファンが生まれている件

2011年01月27日

マンガ「進撃の巨人」がやたらめったら評判いいですね。『このマンガがすごい! 2011』ではオトコ編首位を獲得。さらに「マンガ大賞2011」にもノミネートされています。

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

どういう話か簡単に説明すると……。

舞台は人を食べる巨人によって支配された世界。生き残ったわずかな人類は巨大な壁を築き、その中での暮らしを余儀なくされていた。しかし、ある日、突然現れた超大型巨人によって壁が崩され、人類は残された居場所すらも失う危機に立たされる。

父からたくされた不思議な能力を持つ主人公エレン。東洋人の血をひく戦闘術に長けたヒロイン・ミカサ。そして体力がなく2人に守られる存在でありながらも、冷静な判断力を見せるアルミン。巨人と戦う兵士となった幼なじみ3人を軸に物語は進む。

生物学的にはありえない巨人の存在。突如出現しそして雲のように消えていった超大型巨人とは。エレンに父が与えた不思議な能力。そして巨人たちが闊歩する街の外には何が待っているのか。いくつもの世界の秘密が、物語を読み進める原動力となる。

って感じでしょうか。

あまりの評判のよさに煽られて(笑)、最近購入したのですが確かに面白い。ちょっと荒削りかなというところもあるのですが、ちりばめられた謎にはひきつけられますし、コミックスの途中に入っている説明文が雰囲気を盛り上げているというか。ともかく先が読みたくなるマンガですね。

さて、この『進撃の巨人』。中国ではさすがにマニアックすぎて話題になっていないかなと思ったのですが、大手ネット掲示板・百度貼吧にちゃんと「進撃の巨人板」がありました。登録会員数は553人と結構な数。ネットで海賊版マンガを読んだファンたちが集っています。

作品を論評し合うスレとかあれば良かったのですが、まとまったのがないのでいろんなスレをちょろちょろとつまみ食いしてご紹介。

―――――――――――――――――――――

連載分を読んで思ったこと
普通のマンガとは違う。
巨人の世界にあるのは、血まみれの残酷な現実だ。人間の命は一つしかない。死んだら生き返らない。奇跡、熱血、友情も何の意味もない。道理でジャンプに拒否られたわけだ……。
(作者は当初、ジャンプに持ち込んで蹴られたそうです)


人類の戦術は問題あるだろ

立体機動の兵士だけで巨人と対抗するのは無理。あんなにたくさんの大砲や銃があるのに全然有効活用できてないよ。まず火力で巨人の動きを止めてから、兵士が近づけばいいのに。
(巨人は手足や頭を吹き飛ばされても再生できるという不思議能力の持ち主。弱点である首の後ろ側を正確に狙う必要があります。そのための手段が立体機動。ガスを使った巻き取り装置があるワイヤーを巨人にひっかけ、体をよじ登って戦うというもの。)

確かに。

いや、大砲とか重くて動かせないし。

そんなことしたら人口が増えてしまうだろ。わかっているはずだ。
(人類の領土では多くの人は養えない。というわけで口減らしのために巨人と無謀に戦わせることも…)

いや、巨人と戦って勝って、外の土地を開拓しようぜ。


巨人と戦う最良の方法思いついた!
城壁の内側に大穴を掘ります。中には爆弾。おびき寄せて穴に落とす。巨人は死ぬと灰になるので穴もいっぱいにならないのです!

おまえが爆薬を提供するの?

マンガの中に大砲出てくるじゃん!爆薬も当然あるの!

いや、一般市民が怪我するじゃん。みんな反対するよ。

倒さないと食べられちゃうんだよ!地下道でも作って避難させときゃいーじゃん。

人類の資源は不足しているの。全ての爆薬を集めてもどれだけの巨人を倒せるやら。


人類の建築に問題あり

建築物、でかすぎ!巨人が簡単に入ってこられちゃうじゃん。小さくて頑丈な家ならば生きのびやすいのに。あるいは洞窟に住んでもいいよ。ネズミだって人間は絶滅させられないじゃん。それと一緒。

いやいやいや、広くないと入ってきた除塵と戦えないだろ。狭い家だと、受け身の戦いしか出来ない。


結末はどうなるんだろう?
愛情決着:主人公とヒロインが巨人を生み出した源をぶっ壊す。
死亡決着:主人公こそが巨人を生み出す源。あるいは最後の巨人。なので自殺する。
家族の裏切り決着:全ては主人公の父が仕掛けたゲームだった。
なるほど決着:人類が邪悪な存在である限り、巨人もまた存在し続ける。
裏切り決着:ヒロインこそが全ての源だった。主人公はヒロインぶっ殺してエンド。
人類の裏切り決着:全ては人類が生み出した未来の実験室だった。で、主人公にぶっ壊される。

おまえの考えた結末にはアルミンがいないぞ。3人の冒険だろ。

―――――――――――――――――――――

とまあ、集っている人々はどっぷりはまっている様子。いろんな謎やら設定がごろごろしている作品なので、みんなでわいわいしゃべるのにはうってつけなのかもしれません。

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posted with amazlet at 11.01.27
諫山 創
講談社

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コメント一覧

    • 1.  
    • 2011年01月28日 17:13
    • 過大評価されてるのは確かだけどな
      目新しくはあって良いと思う。
    • 2.  
    • 2011年01月28日 17:31
    • なんかかわいいw
    • 3. Chinanews
    • 2011年01月28日 20:50
    • >1さん
      同意見です。
      面白いと思うんですが、あまりに絶賛する声が大きすぎるというか。私がまさにそうだったのですが、読む前に期待のハードルを高め過ぎちゃうのも作品にとっては幸せじゃないな、と。

      >2さん
      結構、無邪気に楽しんでいる感じですよね。
      「オレが考えた巨人と戦う、モアベター方法」とか考えているのがなんともw

    • 4.  
    • 2011年01月30日 20:15
    • 色々言われてるが、この作者が今後どう成長するかの方が興味あるね。

      良い感じに手慣れてフツーの漫画家になるか
      アクが強過ぎて自家中毒に陥って消えるか
      怪物的に成長するか。

      長生きはするもんじゃて(w
    • 5. Chinanews
    • 2011年01月31日 15:21
    • >4さん
      癖ありまくりの人に育って欲しいなぁ~
    • 6.  
    • 2013年04月02日 18:18
    • 今までここまで絶望的なやつがそうそうなかったからなぁー
      目新しいってのもあるがさらに衝撃的なものだったからな
    • 7. あ
    • 2013年11月15日 12:34
    • 少なくとも、終わりどきを逃して名作になり損なった残念な作品にはなって欲しくないな

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