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牛乳好きの猫が大活躍=チェブラーシカの著者が生んだ国民的アニメ『プラスタクワーシナ』―ロシア駐在日記

2011年02月20日

お勧め:ソ連のアニメ"Простоквашино(プラスタクワーシナ)"

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この前ゆうくんに好きな動物を聞いてみました。

«Мама, ты что, не знаешь? Конечно же корова!!!»(お母さん知らないの?牛に決まってるよ)


という答えが戻ってきました。「牛???」とタチアナはびっくり。身近な「犬」や「猫」じゃなくて、かっこいい「ライオン」でもない。

*当記事は2011年2月2日付ブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。


«А почему корова-то?»(なんで牛なの?)と聞くと、

«Потому что я как Матроскин очень люблю молоко!»(だって、僕はマトロスキンと一緒で牛乳が大好きだもん)


なるほど。一日一リットル以上牛乳を飲むゆうくんにとって、牛がありがたい存在なんだ。タチアナも納得。

さて、ゆうくんが言っているマトロスキンとはダレでしょうか?実は、ソ連のアニメ «Простоквашино»(プラスタクワーシナ)の主人公の一人です。

こ のアニメ・シリーズは1970年代から1980年代前半にかけて作られています。«Трое из Простоквашино», «Каникулы в Простоквашино», «Зима в Простоквашино»と、アニメによって微妙にタイトルが違いますけれども、ロシア人に「Простоквашино(プラスタクワーシナ)」と 言えばみんなすぐわかります

ゆうくんが言っていたマトロスキンは牛乳好きでしっかりものの猫です。アニメは、このマトロスキンと、デャデャ・フョードルという男の子とシャーリックという犬の話です。この三人はプラストクワーシナという村で暮らしています。マトロスキンのために牛を飼って大騒ぎ。お金がないから宝物探しに出かけて見事に宝を発見!おせっかいな郵便配達員ペーチキンとのやりとり…等など色々な話があります。

ちなみに、このストーリーを作ったのは、日本でも知っている人が多い、あの「チェブラーシカ」の著者Успенскийです。私の個人的な趣味ですけれども、「プラスタクワーシナ」の方が「チェブラーシカ」よりもおもしろいと思います。

「プラスタクワーシナ」の主人公の中で一番人気なのは、ゆうくんが言っていた猫・マトロスキンです。マトロスキンの声を担当しているのはロシア人なら誰もが知っているオレグ・タバコフという俳優です。このアニメの中でタバコフさんはなんとも言えない「猫らしい」話し方をしていて、それがこのアニメの人気の秘訣の一つでもあると思います。話し方があまりにも特徴的だからロシア人の中でマネをする人が多いのです。

ちなみに、猫マトロスキンの牛乳好きも有名で、あるロシアの乳製品メーカーは、マトロスキンのキャラクターを牛乳やケフィア、トワロークなどのパッケージに起用しています。

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子供にぜひ読んであげたい本や見せてあげたいアニメ&映画というのはきっとどの親にもあると思います。私としてゆうくんたちにぜひ見せたい、ロシアのアニメの一つはこの「プラスタクワーシナ」でした。そして、ゆうくんがいつの間にか会話の中でこのアニメの主人公の名前を普通に出すようになったことは、私にとってとてもうれしいことです。

アニメが好きな方はぜひ一度見てみてください。YouTubeにもあります。

*当記事は2011年2月2日付ブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。


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