• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

「世界初のデング熱ワクチンを開発」「あわや大惨事?!ZENで再び火災」―タイ・ニュース

2011年02月22日

あわや大惨事?!ZENで再び火災

2月22日のニュースはまず、20日の正午頃にセントラル・ワールド・プラザ内のデパート、ZENで発生した火災のニュースから。ZENと言うと、昨年5月の暴動時に放火され倒壊した事で皆様もご存知だと思いますが、現在急ピッチで再建が行われています。

20110222_bangkok1
ネーオナー紙の報道。

倒壊したZEN部分以外のセントラル・ワールド及びISETANでは昨年後半から順次営業が再開されていますが、昨年暮れには足場が倒壊するという死亡事故もありました。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。


今回の火災では早期に消火されたため、けが人もありませんでしたが、当日のCWはもちろん営業中であり、あわや大惨事となる所でした。出火元はエアコンの配線と見られていますが、警察では詳しい原因を調査中です。


アユタヤ県の路上で大規模陥没事故発生

そして次のニュースは今月19日にアユタヤ県で発生した大規模陥没事故のニュース。

20110222_bangkok2
ネーオナー紙の報道。

報道によるとアユタヤ県バンパハン群内の道路で、深さ2m、長さ100mに渡って道路が陥没、現場では大きな穴が開き、乗用車1台、バイク3台が転落する事故が発生しました。幸い軽傷者のみで済んだ様ですが、昨年の大洪水以降、土砂が流れたせいかタイ国内の至る所で陥没事故が発生しています。

タイでは街灯の無い幹線道路も多く存在しますので、夜間に気がつけば車ごと落下なんて事も....。なんとも怖い話しです。


タイが世界で始めてデング熱ワクチンを開発

そして最後のニュースは、新薬開発の明るいニュースを。タイでは一年中蚊に刺される危険があり、蚊に刺されるとマラリアやデング熱に感染する可能性がある事は皆様もご存知だと思いますが、これまで一切の特効薬の存在しなかったデング熱のワクチンを世界で始めてタイの科学技術開発庁(NSTDA)が開発したと発表しました。

20110222_bangkok3
Newsclipの報道。

現在まだ動物実験の段階で実用化には至っていませんが、もし実用化されれば画期的なデング熱予防法となる事は間違いありません。タイは熱帯病関連の医学研究が進んでいる事で知られていますが、今後の実用化に注目が集まります。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

forrow me on twitter

トップページへ



新薬誕生―100万分の1に挑む科学者たち
ロバート・L.シュック
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 104575





コメント欄を開く

ページのトップへ