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牛乳飲んだ幼児3人が死亡、児童35人が体調不良=亜硝酸塩中毒か―中国甘粛省

2011年04月08日

2011年4月6日、7日、甘肃省平凉市で、牛乳による集団食中毒事件が発生した。幼児3人が死亡したほか、35人が医療機関で治療を受けた。8日、新華網が伝えた


Milk sculptures / Tambako the Jaguar


平凉市政府弁公室及び市衛生局によると、6日、7日に平凉市崆峒区で集団食中毒と見られる事件が発生した。幼児3人が死亡。8日午前8時時点までに市内各所の病院で治療を受けた患者は35人に達した。ほとんどが14歳以下の児童だという。1人が重傷のほか、残る34人の容体は安定している。

問題の患者は全員が個別パックの量り売りの牛乳を飲んでいた。症状から見て、亜硝酸塩中毒の疑いが高いという。亜硝酸塩は食品添加物にも使われる物質だが、過剰摂取すると健康被害を引き起こす可能性がある。中国では亜硝酸塩を多量に含んだ工業用塩を「ニセ食塩」として販売される事件がたびたび起きており、死亡事件となったケースも少なくない(参考リンク:「中国で「ニセモノの塩」が氾濫」日経ビジネス、2007年3月23日)。

政府は問題の製品を製造した牧場を封鎖。原因解明に務めている。


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