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二人目出産に補助金支給=少子化が進むロシアの子育て支援―ロシア駐在日記

2011年04月13日

ロシアの子育て支援

今日の朝また雪が降っていました!気温は+1℃。パパは子供たちと早く自転車に乗りたいと毎日のように言ってますけど、雪がとけ道路が乾くまでまだ少し時間がかかりそうです。

さて、今日は少子化の話です!

日本と同様にロシアも少子化が進んでいます。1人の女性が生涯産む子供の人数は1.3人ぐらいで、確か日本と同じぐらいだと思います。


Smiling Baby - Coco Isabella / tiarescott


少子化の原因も日本と重なる部分が大きいと思います。子育ての経済的負担もそうですし、将来への不安もそうだと思います。そして、子供や家族をどう見るかという価値観そのものが変わってきているということも大きいと私は思います。

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

さて、少子化を何とかしたいと考えているロシアの国はどのような子育て支援を行っているのでしょうか?日本とはちょっと違うやり方がありますので、ここで簡単にご紹介します。

2007年1月1日以降生まれた二人目の子供の親に対して国はматеринский капитал(母親資金)という一時金の支給を開始しました。2011年の時点でその金額は36万5698ルーブル(約110万円)でした。この金額はインフレ率に応じて毎年訂正されています。

「支給」と言っても、二人目が生まれてすぐもらえるお金ではなく、その子が3歳になってから初めて使えるようになります。(それまでにお金を国が預かっていて、インフレ率に応じて金額を毎年訂正。)


さらに、お金の使い道そのものも下記の三つに限定されています。

1)マンションや家の購入


2)子供の学費(1人目の子供に使ってもOK)


3)母親自身の将来の年金



1ヶ月いくらというシステムで支給される日本の児童手当とはちょっと発想が違いますけれども、みなさんこの制度をどう思いますか?

ロシア人の間で問題になっているのは、このお金を治療費に使えないことです。政府は「ロシアは医療費が一切無料だから」という立場だそうですが、実際にはそう単純ではないです。国の病院なら診察や治療は無料なのは確かですが、薬局で買う薬は処方箋の有無に関わらず保険が適用されず、全額自己負担になっています。したがって、病気によっては家計にとって大きな負担になることも十分考えられます。そして、(日本もそうですが)海外に出ないと受けられない手術もありますので、「治療費には使えない」という「母親資金」の制限に対して納得がいかない親がいることも事実です。

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。


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