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【写真】干ばつで草原に変わった湖=すごい写真と「?」な写真―中国江西省

2011年05月27日

長江の中・下流域は現在、深刻な干ばつに見舞われている。江西省北部にある中国最大の淡水湖・鄱陽湖は、湖水面積が例年同時期の10分の1にまで縮小。中心部に位置する江西省南昌市新建県南磯郷では完全に湖底が露出、草原へと姿を変えた。2011年5月26日、新快報が伝えた
(関連記事「長江中・下流域で60年来最悪の干ばつ=史上最悪の電力不足に拍車」)

地面の上に取り残された漁船を草原が取り囲む衝撃的な写真が掲載されている。

20110527_caoyuan1
*画像は鳳凰網の報道


「湖水面積が10分の1ってどういう状況?!」と驚いてしまうが、これにはちょっとしたトリックがある。鄱陽湖は元々、遠浅の湖で水位によって面積が大きく変動するのだ。

百度百科によると、平均的水位(14~15メートル)時の湖水面積は3150平方キロ。それが高水位(20メートル)の時は4125平方キロ、そして低水位(12メートル)の時は500平方キロに変化するという。古来、「夏秋は天まで水が続いていく、冬春は無限の荒野が広がる」とうたわれてきたゆえんだ。

草原に変わった中央部も例年、低水位時には露出する部分だという。とはいえ、本来ならば雨期にあたる現在、低水位になっていることは間違いなく異常事態。魚の養殖、水運、農業用水など付近住民に大きな打撃を与えている。

上記写真は鄱陽湖の現状を伝えるすばらしい1枚。素直に称賛したいのだが、一緒に掲載されている写真にあれっというものも……。

20110527_caoyuan2
*写真は鳳凰網の報道

草原の上に打ち上げられた魚……って、どう見ても草の上に置かれたようにしか見えないのですが……。やらせ?イメージ写真?ううむ……。


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 コメント一覧 (2)

    • 1. マネ
    • 2011年05月27日 23:53
    • この魚凄いな、ぜんぜん腐らないですね。草はそんなに生えたのに。。。
    • 2. Chinanews
    • 2011年05月27日 23:55
    • >マネさん
      なんか新鮮w

      いや、うまく乾燥して腐ってないのかも……?!

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