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「オバマの借金で米国は破綻、中国の属国に」政治家の選挙CMをご紹介―米国

2011年06月23日

「ある時から米国にとって最大の敵は借金となりました。オバマ大統領は国債発行限度の引き上げを続けました……」と女性ニュースキャスターの説明……。

米共和党の政治家さんが作った選挙CMが面白いので、ご紹介します。

20110623_CM1
*画像はアモディ氏のウェブサイト。アクセスすると問題の動画がポップアップで表示される。


■米国は中国の属国になった

CMは元ネヴァダ州議会議員マーク・アモディ氏が制作したもの。大統領選共和党予備選への出馬を表明しているディーン・ヘラー氏の後釜を狙って上院議員選挙立候補を表明しています。

動画の内容はというと、「帝国新聞」という架空のニュース番組という舞台立て。中国人の女性ニュースキャスターがオバマ大統領による国債発行限度引き上げによる債務増加で米国が崩壊し、中国の属国になったと紹介。米国会の前を人民解放軍の兵士が行進する映像とともに「偉大な帝国はここに復興しました」と宣言します。で、最後にアモディ氏が登場し、「まだ間に合うぜ!」と語りかけるという内容です。




■クオリティの違いは歴然……

昨年、ご紹介した米市民団体「政府の浪費に反対する市民の会(CAGW)」の動画と比べると、クオリティの低さにがっかり感が残りますね。兵士の映像合成がひどすぎるし、中国のテレビニュースという設定なのにキャスターは英語でしゃべっているし……。

【動画】「なぜ米国は滅んだのか?」米共和党のテレビCMが面白いっ!


この程度の資金力(?)で選挙に勝てるのか激しく不安感を与えるCMでした。



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