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これがネット交流?!市民の提言に警察が脅迫で回答―河南省南陽市

2011年07月06日

中国では「ネットを通じた政府と市民の交流」が盛んに行われている。独裁政権のパフォーマンスといってしまえばそれまでだが、ネット掲示板やらチャットを通じて民意を獲得しようという取り組みは、なかなか興味深い。

ところが、そうした試みの一つ、河南省南陽市の「書記・市長ネット掲示板」でのとんでもない政府の返答が話題となっている。意見を書き込んだ市民に対して、「警察はおまえの言動を、行いを、そしてそれがもたらす影響を注目している。おまえの扇動的な言動がどのような悪影響を及ぼすかを確認してから対応する」と脅迫している。4日、人民網が伝えた。


Big Brother Is Watching.... / jaqian


1日、ネット民「熱心な市民」さんは、「書記・市長ネット掲示板」にコメントを書き込んだ。「交通渋滞の時、警察はちゃんと交通整理をせずに罰金をとることにばかり熱心だ。改善して欲しい」というのがその内容。しごくまっとうな意見に思えるが、南陽市警察からの返事は驚くべき内容だった。

これはきわめてマナー違反、道徳違反の行為である。南陽市1000万市民が全国農民運動会開催に向けて一致団結して、交通改善のために努力奮闘している。おまえの考え、呼びかけはその潮流に反するものだ。蟷螂の斧だ。

警察はおまえの言動を、行いを、そしてそれがもたらす影響を注目している。おまえの扇動的な言動がどのような悪影響を及ぼすかを確認してから対応する。

市民の提言に脅迫で答えるというありえない内容が注目を集めた。また、「おまえの言動を、行いを注目している」という脅し文句も、中国だと本当に監視されているのではないかという恐怖感もある。ジョージ・オーウェルの小説『1984』に出てくる有名なフレーズ「ビッグブラザーはおまえを見守っている」を想起させるエピソードだ。


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