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なぜ中国でここまで『蒼井そら』が人気なのか?中国人から聞いたその理由―中国オタ事情

2011年08月05日

中国における蒼井そら人気の理由について

中国における蒼井そら人気の理由について今回はオタクネタと直接の関係はないのですが、以前から質問の多かった「中国における蒼井そら人気の理由」についてを。

実は先日、知り合いの中国オタクのツワモノが仕事で日本に来まして、その時にこの件に関する通説の一つを教えていただきましたので、それを紹介させていただきます。
20101113_Sora
*新浪網の報道。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


■当初は特別な存在ではなかった

さて、今でこそ中国でトンデモナイ人気を誇り「蒼井空老師」「蒼井老師」「蒼老師」(中国語の「老師」は日本語の「先生」の意味になります)などと呼ばれ ている蒼井そらさんですが、当初の人気はそれほど突出したものではなく、知名度と人気がそれなりに高いAV女優の一人でしかなかったそうです。

それ以前では飯島愛さんや松島かえでさんなどがAV女優系で中国で人気となっていたそうですが、蒼井そらさんの当初の人気はそういった先達(?)と比べて特にスゴイというわけではなかったのだとか。


■蒼井そらの人気が高まった理由

蒼井そらさんの人気が爆発的に高まった理由は、簡単に言えば、

「中国の方にもきちんと顔が向いていた」

「中国向けなのにひと儲けしよう、のし上がるきっかけにしようというようなギラギラした意図があまり無かった」

「twitterや微博などのマイクロブログ系のサービスなどの新しいネットメディアが中国で流行していく波に乗った」


といったことが大きいそうです。


■無欲の「中国に向けてのアクション」


まず、「中国の方にもきちんと顔が向いていた」、「中国向けなのにひと儲けしよう、のし上がるきっかけにしようというようなギラギラした意図があまり無かった」ということについてですが、中国はああいった国ですし、基本的には中国というか中国のファンに向かって、商売などをはじめとする何らかの利益無しにして、何かをやってくれるというのは少なかったりします。

蒼井そらさんはtwitterをはじめた当初から中国語でのツイートを行ったりして中国のファンにも対応していましたし、その後は書道により中国語の言葉を発信するなど、「中国に向けてのアクション」をかなりきっちりと行っています。更に青海省玉樹地震においては募金活動を行い中国のファンから感謝されたりしています。

中国のネットユーザーは強気な態度の発言も多いですけど、自分達が世界中から叩かれているというか、嫌われているんじゃないかと結構気にしている所もあるそうで、「ちゃんと中国のことを気にしてくれる」「好意的に接してくれる」というのはかなり嬉しく感じてしまうのだとか。

また中国の国内国外問わず、中国(及び中国のネットユーザーやファン)向けの動きというのは「中国で一旗あげてやろうor一儲けしてやろう」「有名になってやろう」というガツガツした所が多く、中国の人間はそれに対して白けているというか懐疑的な目を向けていたりします。

そんな状況の中で、蒼井そらさんに関しては「そもそも日本のAV関係者が中国向けに活動しても何の得にならないだろうに」と思われ、またその一連の活動にもヤラセ的な所は見えず、裏の無いごく普通の態度でネット上に存在していたということで非常に好意的に受け止められています。


■マイクロブログの有力なコンテンツに

次に、「twitterや微博などのマイクロブログ系のサービスなどの新しいネットメディアが中国で流行していく波に乗った」ということについてですが、蒼井そらさんがtwitterを始めた時はちょうど中国でも娯楽や日常生活のツールとしてtwitterが流行り出していた頃に重なっていました。そのため、蒼井そらさんのtwitterアカウントは中国の人間にとって非常に「心ひかれるコンテンツ」となったそうです。
(関連記事:「【連邦のMSは化け物か】中国版ツイッターに蒼井そら降臨!中華芸能人に圧勝の破壊的影響力」KINBRICKS NOW、2010年11月11日)

そしてその後、中国の大手ポータルサイト「新浪」のマイクロブログ系サービス「新浪微博」が広まっていく過程でも、その初期の段階で蒼井そらさんのアカウントが有力なコンテンツとなりました。

20101111_Sora
*新浪微博の蒼井そらアカウント。


更に最近では新浪が開催するマイクロブログ形式での微劇本(脚本)と微電影(映画)の作品を募集するイベント
「新浪微視頻大賽」(公式サイト)の宣伝動画「微博控的電影夢」に出演して動画内で「一緒に頑張ろう!一起加油!」と日本語&中国語で呼びかけたりしていますね。

蒼井そらさんは中国のネットで様々な娯楽メディアが発展していく中でその波に乗ることになり、人気もどんどん高まっていったそうです。また、蒼井そらさんの記事は非常にアクセス数が稼げるということから、中国のネットのニュースが娯楽、ゴシップ方面に発展していく中でどんどん取り上げられ、人気の高まりについてもどんどん加速していったそうです。


「同じような存在は今後出ないだろう」

とりあえず、私が聞いた話はこんな所でしょうか。日本でよくある「なぜ大人気なのが蒼井そらなのか?他にも美人なAV女優はいるだろうに」という疑問ですが、中国人からしてみればこれまでの中国向けの活動や、メディアの流行の波に乗ったタイミングなどから「大人気になるのは蒼井そら以外にはありえなかった」ということになるそうです。

また、仮に別の人間が今同じことをやろうとしても、時代や流行の波が変わっている上に、既に蒼井そらさんが先駆者として存在しているので「同じような存在は今後出ないだろう」という話でした。

今回紹介させていただいたことで、蒼井そらさんの中国における人気に関して全て説明がつくわけではないと思いますが、何かしらのご参考にでもなれば幸いです。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

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*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


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コメント一覧

    • 1. 在日本中国人甲
    • 2012年08月03日 18:46
    • もう一つの理由は、
      1980年代テレサー・テンが中国でもっとも人気のある歌手となった理由と同じだろう。
      成人AV鑑賞は現在の中国では法律で禁止されているのと同様、テレサー・テンが代表とする西側の愛情題材の音楽が1980年代では「迷迷之音」として禁止していたからだ。
      禁止するものこそ見たい、いけないことこそ一度やってみたい子供の心理と似ている人間共通の心理が働いているのではないだろうか。
    • 2. Chinanews
    • 2012年08月03日 23:12
    • >在日本中国人甲さん

      なるほど、禁止されているから逆に見たいって人間の心理ですね。日本も規制が厳しかった昔のほうが、もっとエロに情熱を注ぐ人が多かったような印象も……。
    • 3. 名無し
    • 2013年04月07日 14:51
    • 蒼井そらってチョンに人気があるって聞いてたけどブスやんけ。
      絶対日本人じゃないぞ、朝鮮とか中国ヅラだろ。
      中国とか韓国人って同朋を日本人と思って好きとかほざいてんのか?
    • 4. しいた
    • 2013年06月17日 15:19
    • お言葉を返すようですが、その下品な言葉表現をするしがない貴方こそ私からしたら日本人であってほしくないって思いますが。
      感想内容がそれって・・・。
      本当に情けないネトウヨですよ貴方は・・・。

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