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11人死亡の大型食中毒事件、中国政府がメディア規制=被害者はおもにウイグル族―新疆ウイグル自治区

2011年08月22日

2011年8月21日、新華網は新疆ウイグル自治区ホータン地区グマ県桑株郷での集団食中毒発生を報じた。19日午後6時時点で150人あまりが症状を訴え、11人が死亡。なお治療を受けている重症患者もいたという。

複数の中国メディアが新華社電に基づき、このニュースを配信していたが、21日夜に一斉に削除された。21日付ラジオフリーアジア中国語サイトが伝えた。


凉粉 / NeCaBoDi



同サイトはグマ県の病院に電話取材したところ、宿直の医師は「患者は県人民医院に送られた。(当直医師を含む)多くの医師が治療をサポートした」「患者はほとんどがウイグル族」「食中毒の原因は涼粉と聞いた」と答えている。

涼粉とは緑豆で作ったところてんのような食べ物。薬味とたれをつけて冷たいまま食べるのが一般的だ。初報の新華網記事では食中毒の原因については不明とされていたが、市場や屋台で買った涼粉が原因だとすれば、患者数がこれほど多いことにもつじつまがあいそうだ。


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 コメント一覧 (2)

    • 1. アレックス
    • 2011年08月23日 01:06
    • 地元の新聞に載ってたので、読んだんですが、場所が場所だけに、『誰か』が毒を盛ったんじゃないかと不謹慎なことを考えたんですけど、本当の食中毒みたいですね・・・。

      その『誰か』は(以下自主規制)。
    • 2. Chinanews
    • 2011年08月23日 01:38
    • >アレックスさん
      おっしゃるとおり、場所が場所だけにいろんな想像をしてしまいますね。
      なんとも言えませんが、ただ食中毒の可能性も十分にありそうです。とはいえ、たんに腐ったものを食べたじゃないとは思いますが。恐ろしい……。

      涼粉大好き人間としては結構怖い。

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