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2011年10月06日
事故を起こした5号高炉も操業停止の準備作業中で、周囲には計13人の作業員がいた。何が引き金になったのかはまだ明らかとなっていないが、高温の熔解した鉄が炉壁を貫通して流れ出し、作業員たちを飲み込んだ。現場にた13人のうち、12人が死亡する惨事となった。事故後に消防隊が出動し、放水で鉄を冷まそうとしたが、高温のために水がすさまじい勢いで蒸発。あたりは水蒸気の煙に包まれた。