中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年10月09日
キャンペーン期間中に全国的なニュースとなった「下水油」事件も明らかになったとコメント。「下水油蔓延が見つかったのは警察ががんばったから。明るみにでたんだからいいじゃん」と誇っている。
(関連リンク:「下水から作った再生食用油が、国家規格の安全検査にパスした」日経ビジネスオンライン、2011年10月7日)
中国の警察というと、四六時中、こうしたキャンペーンをやっている印象だ。業績作り、努力をアピールする目的なのだが、キャンペーンのたびに「数万人を捜査した」とか、「数万件を摘発した」という膨大な数字を発表される。
それだけ「悪人」が摘発されているのに、状況は悪化するばかりなのはなぜなのか、不思議でならないのだが……。