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た、台湾恐るべしっ!!近代軍閥、全部女性化ゲーム『中華萌国伝』が始動(百元)

2011年10月23日

■中国近代軍閥全部女性化ゲーム「中華萌国伝」が始動した模様■

えー、今年は辛亥革命100周年となる年ですが、その節目となる年にトンデモナイソフイトが台湾から飛び出すことになりそうです。

そのソフトとは、こちらの中華萌国伝(公式サイト)です。

ストーリーは、プレイヤーが過去の世界に飛び民國15年(1925年)の黄埔軍官学校の校長になるというものです。
しかし、その世界では周囲の重要人物が全て女性に入れ替わっており、北伐が進むとともに軍閥の多くも女性となっているということが判明。プレイヤーは中国統一を「主な」目標として一路北上し、軍閥を押し倒す……もとい、打倒を目指すことになるのだとか。

20111023_republic_of_china
中華萌国伝(公式サイト)


「恋姫無双」のように歴史上の人物を片っ端から女性に入れ替えて、ifの歴史を体験しようというノリの作品だと思われますが、それをきっちり中国の近代史に変換してやってしまうのはスゴイとしか言いようがないですね。


■主人公は蒋介石……


ちなみにキャラの女性変換は、実在する名前を同じか近い音の別の漢字に変えるなどしてもじっているようです。主人公の蒋中政からして蒋中正(蒋介石)をもじったものでしょうし。


General Chiang Kai Shek / San Diego Air & Space Museum Archives


まだすべてのキャラデザインは発表されていないようですが、日本でもよく知られている人物が元ネタとなっているっぽいデザイン未発表キャラには、毛澤冬、周恩萊、張作琳なんてのもいるらしいです、はい。

私が日頃よく見に行く中国本土系のコミュニティでもこのネタは驚かれているようでしたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

うお……なんだこりゃ。辛亥革命100周年にこんなもんが!?


今日ってエイプリルフールじゃないよな!?見た感じこれは大帝国か恋姫無双の流れの作品なんだろうか。


これFuture-Digiだから同人じゃねぇ。商業作品だ!台湾がやらかしたぞ!!

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


なぁ……未発表キャラクターにとても危険な人物の名前があるんだが……?見間違えでなければ、恐らく太祖様じゃないかと……。


確かに友軍の所にヤバイ名前があるな。そういや当時は国共合作の時期だから友軍枠で間違ってないのか。


同人ゲームの民国無双とはまた違った方向性の作品になるんだろうか?


これ、大陸での取り扱いは無理だろうなぁ。俺軍閥時代の混戦状態とか好きだし、かなり気になる内容なんだが……。


同人イベントで売っても危険そうなネタだよな。しかし、これは萌えるな。正直遊んでみたいわ。


え?主人公はロリコン孫中山じゃないの?


時代設定が1925年で場所は黄埔軍官学校だから主人公は恐らくアイツだろうな。副官のメガネっ娘はたぶん何應欽だろうし、情報担当キャラは戴笠だろ。それにしても、こう来るか……。


校長先生……!!国民軍に入りたいです……。


呉佩孚が呉佩芙か……これは俺の好みのデザインだなぁ。とりあえず実在する方の写真は忘れなければ。


正直、これは受け入れられない。ウチの国のドラマの主要な大悪役がばっちり揃ってるし、そのイメージが俺には強すぎる。今更萌え化されてもダメだ。


ちょっと待て、よりにもよって馬歩芳を萌えキャラ化して馬布芳だと!?


最初、大帝国かと思ったが近代ネタだし実在する歴史ベースだからストライクウィッチーズと恋姫無双の方かもな。


山西省の人間としては閻錫山ネタの閻惜珊を本命にするべきか。


これ全年齢向けの作品?それともまさか18禁エロゲ!?


まだ具体的な情報は出ていないけど、公式HPのソースコードのキーワードには「歴史遊戯」「18禁」「hgamw」と書いてあるな。なんか恐ろしい作品になりそうだ。


うわぁ……双十節で辛亥革命のことを意識する今日この頃なのに、まさかこんな北伐が発生するとは……。


そうか、今理解した。「十月十日」とは、「萌」という字を意味していたんだよ!!


どんなにアレな方向性だろうと、この歴史をネタにする勇気ッ!ぼくは敬意を表するッ!

とまぁ、こんな感じで。大陸系の中国オタクもイロイロと驚愕しているようでした。

ちなみに、この作品を発表したFuture-Digi(公式サイト)はアダルト系も含む日本の男性向け、女性向けPCゲームの中国語化移植も手掛けているようですし、この「中華萌国伝」も本気でギャルゲー文脈的な作品を繰り出してきそうです。

Future-Digiが移植を手がけたアダルトPCゲーム。


■恐るべし台湾

それにしても、こういうのを出してくる辺り、さすがは台湾ですね。台湾は海外オタク関係では最も先進的というか、ある意味日本より極まっているような所もありますが、このゲームの出現でそれを改めて実感してしまいました。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


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