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【続報】バッテリーカバーの閉め忘れ=広州地下鉄4号線の事故原因―広東省

2011年10月30日

広東省広州市の地下鉄4号線停電事故の原因が明らかとなった。


バッテリーカバーの蓋がゆるみ、開いた状態で走行したため、約100メートルにわたり給電用レールが破損。停電事故につながったという。2011年10月30日、南方都市報が伝えた。

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*写真は南都網の報道。他写真多数。

28日午後6時50分頃、地下鉄4号線の万勝園駅・官洲駅間で列車が停電、停車する事故が起きた。約6000人の乗客は最寄り駅まで真っ暗なトンネルの中を歩くことになった。
(関連記事:「広州地下鉄4号線で停電事故=闇の中を歩く羽目になった乗客6000人」)

トンネル壁に設置された給電用レールが破損していたため、なんらかの異物が列車についていた可能性が指摘されていたが、調査の結果、バッテリーカバーの蓋が開いたまま走行したことで、給電用レールが約100メートルにわたり破損し、停電が起きたことが明らかとなった。

バッテリーカバーは列車整備時にたびたび開閉されるもの。蓋を閉じた確認を怠ったことが事故につながった可能性が高い。中国の地下鉄は新しいものが多く、・広州4号線も2005年に開通したばかり。時間も正確で快適な公共交通機関となっているが、上海市の地下鉄衝突事故にしてもしかり、未成熟ゆえか人為的ミスの問題が目立っている。


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