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グーグル中国はまだ死んでいない=シュミット会長、新製品投入を予告

2011年11月06日

北京市を訪問中のグーグルのエリック・シュミット会長は、中国市場向けの新製品開発を明言した。


Google in China
Google in China / Mike Licht, NotionsCapital.com



2011年11月4日、財経網が伝えた。

ネット検索世界最大手の座を盤石にしているグーグル。しかし、東アジアでは苦戦を続けている。特に中国ではネット検閲との激突を繰り広げ、2010年3月にグーグル中国を事実上閉鎖することになった。
(中国におけるグーグルヒストリーは記事「グーグル中国、復活か?中国でのICP認証審査通過が話題に」を参照して欲しい)

しかし、この影響は明らか。グーグル中国のトップ・李開腹氏をはじめ、多くの幹部が離脱。シェアも今年第3四半期には百度、捜狐に次ぐ第3位にまで低下した。

だが、シュミット会長は中国市場での営業収入はまだ伸びていると強調。中国市場向け研究開発も続けており、間もなく新製品を発表すると話している。昨年の撤退前、グーグルはシェアを盛り返していたが、その原動力となったのはイエローページなどの中国市場向け新製品。

現在の苦境を打開できるようなオモシロ新製品を期待したい。ついでに日本市場にも日本人向け新製品があると嬉しいのだが。


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