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【速報】日本ソフトバンク、中国アリババが共同で米Yahooの完全買収へ

2011年11月09日

2011年11月9日、ブルームバーグはアリババとソフトバンクが共同で米Yahoo買収に乗り出す方針を固め、プライベートファンドとの出資交渉を続けていると報じた(英語日本語)。



Jack Ma Yun - Annual Meeting of the New Champions Tianjin 2008 / World Economic Forum


経営難が伝えられるYahoo。一度はマイクロソフトへの売却が合意寸前となったこともあった。結局は自主再建路線を選んだが業績改善は進まず、再度、売却が取りざたされるようになった。売却先候補は中国企業中心と見られ、Yahooが主要株主でもある中国B2Bサービス最大手・アリババが最有力候補と見られていた。

アリババ、そして買収の協力者であるソフトバンクの両者にとってYahooは大株主だが、株式買い戻し交渉が進展しないことにアリババは焦りを示していたという。

今年10月にはアリババ旗下のB2Cサービス・タオバオモールが出店料値上げを宣告。反発した中小業者が嫌がらせで対抗するという騒ぎもあったが、この時も「Yahoo買収の資金集めのために値上げしたのではないか」との憶測が飛び交っていた。
(関連記事:「プラットフォーマー」の横暴と戦う=値上げ宣言に嫌がらせで対抗する中小業者―中国

Yahoo側は一部事業の売却を検討しているというが、アリババ、そしてその協力者となる日本のソフトバンクは完全買収を狙っているとブルームバーグは報じた。Yahooは買収に興味があるプレイヤーに対して秘密保持協定を結んだ上で財務資料を開示する方針を示しているが、アリババ側はその協定を結んでいないプライベートファンドと提携して資金を調達する構えだという。


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