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青海地震から1年半、いまだ寒さと飢えに苦しむ子供たち―チベット(tonbani)

2011年11月26日

■寒さと飢えに苦しむジェクンド(玉樹)の子供たち■

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


写真、最初の1枚はTibet Timesより、その他はウーセル・ブログより。  

20111126_チベット_ジェクンド_被災地_地震_1

25日付けTibet Timesチベット語版より。

零下10度の寒さの中、カム、ジェクンド(ケグド、ユシュ、玉樹)の小、中学生たちはちゃんとした宿舎もなく、寒さと風に晒される生活を余儀なくされている。

2011年11月23日付、中国のタワ(見/意見?)ネットサイトによれば、カム、ジェクンドの気温は1ヶ月前から零下10度となり、辺りは凍り付いているという。この寒さの中、地震被災地の田舎の学校では、今も以前のような寄宿舎が建てられることもなく子供たちは暖房設備のないテントで暮らしている。十分暖かい服もなく、また食料も足りない状況だという。

最近、中国のソシアルサイトである「微博」等にも、ジェクンドの子供たちたちが冬服や食べるものに不足し苦しんでいるという情報や写真が載せられている。

ネット名ギャセブンパという人の記事によれば、9月末に新華社電の記者がジェクンドのラチュックショルマの町に行った時、その地の学生1551人が今も寒さと風の中、暖房設備のないテントに暮らしていることを確認した。さらに、被災地の他の多くの学校がこれと同じような状況であると書いていたという。

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2010年7月9日、中国政府の関係機関がカム、ジェクンドの地震被災地への義援金の総額を発表している。それによれば、政府義援金が73億200万元(約876億円)。民間義援金が106億5700万元(約1278億円)。

被災地に総額179億5900万元(約2155億円)もの義援金が集まりながら、小さな学校の寄宿舎も建てられず、子供たちに暖かい服が行き渡らないのは、寄付した金を中国の関係者たちが着服し、役人たちが義援金を横領したからに違いない、といった話を多くの人々が微博上に載せている。
(地震が起こったのは1年半以上前の2010年4月14日。多くの被災者が2度目の冬もテントで過ごす。青海地震(wikipedia)

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その他、11月1日の夜中12時頃、被災者たちのテントが密集している地域で火事が発生し、火は早朝3時半まで燃え続けた。この火事により4000平方メートルが焼け、ベニヤとビニールで作られた家200戸とテント40張りが焼失したという。

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*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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