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反響呼ぶネット動画=保安部隊に襲われたデモ参加者たち―チベット(tonbani)

2011年12月09日

■貴重<内部流出ビデオ>保安部隊に奇襲され拘束されるデモ参加者たち■

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


ラサの保安部隊が平和的デモに参加したと疑った人々を、暴力的に拘束する様子が写されたビデオが流出したとチベットネットが報じている。いくつか不明な点もあり検証すべき事柄も残されているが、大きな反響を集めることは間違いない動画なので、とりあえずご紹介する。



2011年12月7日付けTibet Netより。
(8日午後、このエントリーは消され、Tibet TVにアップされていたビデオも閲覧できなくなった)

ビデオには、ラサ市に所属する武警、警官、公安、特警(SWAT)、軍人、それに警察犬が合同で2008年3月以降のいつか、日付は特定されていないが、ラサ市の北、セラ僧院に近いドクデ郷第二地区(奪底郷)を中心に民家を急襲し、チベット人を次々に拘束していく様子が写っている。

亡命政府オフィシャルサイトTibet Netによれば、この拘束劇の原因は2008年3月10日、ラサでデブン、セラ僧院僧侶たちが平和的抗議活動の先陣を切った。翌11日、セラ僧院近くの通りでセラ僧院僧侶、チュサン尼僧院の尼僧と共にドクデ郷の一般市民も参加したデモが行われたが、この際保安部隊はデモ参加者を全員逮捕することができなかった。後に情報を集め、デモ参加者の名簿を作り、その名簿に載る人々の家に押し掛け、彼らを拘束していった。この時、拘束された人々の中には今も行方不明のまま、家族は生死も分からないという人もいるという。

*チベットネットによる説明。文末補足を参照していただきたい。


■2008年ラサ蜂起に参加したクンサン・ソナムの証言


20111209_チベット_弾圧_中国

この映像をダラムサラのルンタレストランで働く元政治犯たちに見せた。彼らが言うには「これは、まだまだ大人しい逮捕のやり方だ。普通はその場でぼこぼこにされ、引きずって行かれる」と。

2008年3月14日のラサ蜂起に参加した後、即座にダラムサラまで亡命し蜂起の証言を行い、今はルンタに居住するクンサン・ソナムはこう話す。「俺もラサ蜂起の後、数日セラの近くに隠れてた。毎日夜中に兵隊が家々を一軒一軒回ってデモ参加者を探していた。このままでは必ず捕まると思い、亡命を決心した。ラサでもどこでもこんなシーンはどこでもみられる。これはまだましな方だ」と。彼の証言は過去記事を参照のこと。

直接目撃証言者第一ソナム氏にインタビュー(チベットNOW@ルンタ2008年5月4日)

20111209_ソナム_チベット
*クンサン・ソナム。


*補足
Tonbani氏がツイッターで説明しているが、2008年3月前後にチベットに大雪は降っていなかったため、この動画の時期は特定できないという。また上述のとおり、チベットネットの記事及び動画も削除されている。現在、Tonbani氏は動画の時期特定、検証をされている。

記事中の動画説明はあくまでチベットネットによる説明である。

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*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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