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あの三面記事にまさかの続報=17歳男子のメイド募集に応募者殺到?!(凛)

2011年12月21日

■一緒にアニメを見てくれる「メイド」を募集2■

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきも」の許可を得て転載したものです。


20111220_写真_中国_メイド
画像は中広網の報道。「友人」黄さんが経営するメイド・ゲームショップの店員。

■ありえない「メイド募集広告」

前回の記事「「一緒にアニメを見るメイドさん急募!エッチなし」ネット求人が話題に」の続報です。

前回記事の内容を簡単に説明すると、日本の「萌え」漫画に憧れた17才の中国人少年(湖北省武漢市在住)が、マイクロブログにメイド募集広告を出して話題になったというもの。募集条件は以下のとおり。

・メイド服を着用すること。
・雇用主は「ご主人様」と呼ばなければならない。
・「ご主人様」と一緒にアニメを見なければならない。
・洗濯、炊事は業務ではありません。
・お茶を入れてくれて、、「ご主人様」と一緒に生活してくれればOK。
・「押し倒される」ようなことは業務ではありません。
・基本給は3000元(約3万6000円)以上。
・損害賠償金、違約金、契約金完備
・週休二日制
・正規の労働契約書締結
・業務評価により各種ボーナスあり


■もっとありえないその後の展開

ネタにしか見えない募集広告ですが、驚いたのはその後展開。30人以上もの女学生が応募したそうです。
(参照リンク:「17歳男子学生がメイドを雇う、条件は清純っぽい見た目=女子学生数十人が応募」長江日報、2011年12月20日)

長江日報記者がわざわざ取材に出向いたのですが、前回記事同様、取材に応じたのは「友人」でした。黄宇飛という名のその「友人」は、杭州、深圳、武漢でメイド・ゲームショップを経営しているビジネスマンなのだとか。お店で働くメイドさんは何度も募集したことがあるけど、個人用のメイドを雇う手助けをするなんて初めてだと話しています。

黄によると、雇用主は17歳の少年。現在は大学生で、家柄がよくお金には困っていないのだとか。また「見た目はきれいじゃなくてもいいですが、清純さは不可欠です。一番いいのは、今流行の「萌え」童顔ですね。髪の毛は金色かピンクのロールで」と無茶な要求を話していたとのことです。

その後、雇用主のマイクロブログで、契約するメイドが決まったとの発表がありました。30人あまりの女子学生から選ばれたのは大学3年生の女子学生。現在は契約の細部を詰めている最中だと説明されています。

再び取材した長江日報記者とそれに応える「友人」黄さん。記者からは「メイド・ゲームショップを宣伝するための釣りじゃないでしょうね?」と突っ込まれていますが、確かに怪しい話です。雇用主の17歳少年とやらは果たして実在するのでしょうか。

もし本当にメイドを雇ったとして、最初は新鮮で楽しいかも知れませんが、そのうち飽きてきて「萌え」も失われてしまうのではないか。と最後にやっかみを含めた感想を付け加えておきます。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきも」の許可を得て転載したものです。


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