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【中国斜め読み】ジャッキー・チェンが自家用ジェット購入=高速鉄道の恋バナ(ujc)

2012年02月08日

*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年2月7日付記事を許可を得て転載したものです。



天津站,和谐号
天津站,和谐号 / 墨色鲜艳

■経済担当じゃない?

重慶市の王立軍・副市長が重慶師範大学を視察しました。公安局長離任後初の表舞台での登場。彼が話した内容を確認すると、企業誘致などで実績の作りやすい経済担当ではなく、「教育・科学技術・環境保護その他担当副市長」って感じで、そら失脚の噂も現実味を帯びるぞ、と。
(関連記事:薄熙来失脚を狙う罠、黒幕は江沢民の政敵か?体制外メディアが報じる中国の政争(水彩画)

王立軍:「自分と教育界・科学技術界には不思議な縁がある。公安の仕事をしている時、多くの学校で講義を行っており、全体の仕事量の5%くらいを占めていた。また公安の仕事とは、もちろん犯罪を防ぎ社会の安定を維持することに責任を負うものだが、それらはみな科学技術により支えられている。だから教育や科学技術とも交流し、全国に率先して警務システムを作り上げたのだ。副市長として、私は教育・科学技術・環境保全・中小企業などを管轄するが、どの項目も新しい挑戦であり、学び鍛錬するよいチャンスだと思っている。」



■次は統戦部長でも狙ってるのか

北京市長の郭金龍が、2月16日に台湾を訪問して連戦や呉伯雄らと会談する模様。北京市長の台湾訪問は初めてとのこと。


■東MAXみたいなもんですか?

先月、微博で香港の俳優・ハーウイック・ラウ(劉恺威)との熱愛宣言をしたばかりの楊幂が、ヴィック・チョウと映画の宣伝で来港。さっそく「彼のお父さんとは会いました?」などとワイドショー的質問の嵐だった模様。ちなみにハーウイック・ラウの父親とは、射雕英雄伝の洪七公を演じた劉丹のことだそうです。


■「日本のメディア」とは

いくつかの中国メディアが「日本のメディアによると、離婚した浜崎あゆみの元夫が『オレとあゆみのセックスネタにはいくら出す?』って問い合わせしているらしいぜ!」ということなのですが、あんたらそのニュースソースが「実話ナックルズ」ってことわかって報道してんのか?
鳳凰網


■毎度お買い上げありがとうございます

ジャッキー・チェンが、ブラジルの航空機会社エンブラエルより、お値段3000万ドル(約23億円)にてプライベートジェット(エンブラエル・レガシー650型)をお買い上げになった模様。機体にはジャッキーオリジナルのロゴと塗装が施されております。
鳳凰網


■ご先祖の叡智には学ばなかった模様

モデルにして諸葛亮の何十代目かの子孫にあたる諸葛紫岐が、来月20日にカラオケ会社のボンボンで現在印刷会社の社長を務める薛嘉麟氏と華燭の典を挙げる模様。結婚式にかける総額はおよそ800万元(約9600万円)だってさ。
鳳凰網


■こんな恋のはなし

2012年2月5日、四川省南充市発四川省成都市行きの鉄道・D5183号の車内でのお話。

四川省達州市出身で北京に住む羅麟さんが乗車券確認で通りかかった女性乗務員・何文静さんを呼び止めたかと思うと、バラの花束とともに2011年4月17日の日付が入った成都市発北京西駅行きD318号のチケットを差し出し、「去年の4月17日、この乗車券でオラたちっ、もとい僕らは出会い、恋におちました!!ぼっ僕はあなたを一生守り、愛したいと願っています。僕の嫁になってくれませんか!!」とプロポーズ。

周囲の乗客の「嫁さ行げ!、嫁さ行げ!」という喧噪に包まれながら、何さんはバラの花束と指輪を受け取り、同郷の二人はめでたく結ばれた模様。

羅麟さん:「出会ったあの日、元々は、飛行機で北京に帰るつもりでした。でも両親を達州まで送ったので、そこから北京までの寝台列車で帰ることにしたんです。

彼女はその時列車の10号車から12号車までを担当してたんですが、僕はなぜか不思議なことに、指定席の11号車じゃなく、10号車の寝台席に入ってしまったんです。彼女は軟座の客が知らないうちに寝台席に入り込んだと思ったのか、夜になってから3回も、戻って来ては僕に「おめさこの席だが?」って同じことを聞くんです。僕は眠っていたところを起こされるもんだから、なんだか夢の中にいつも出てくる娘だなあ、って感じになって。そこで彼女を捜しにいくことにして、下車の少し前に、僕は彼女を見つけて連絡先を手に入れたんです。

でも彼女は、最初は僕に全く見向きもしてくれませんでした。僕が「次にいつ会えるかな?」って聞いたら、彼女は「寝台さずっと乗っでろ」って(笑)。次は北京西駅を7時に到着する列車に乗務するって聞いたから、僕はその前の日から西駅のそばで、バラの花束とラブレターを持って待って、朝、駅に着いた彼女に告白したんです。でも、彼女には断られました。

僕はあきらめませんでした。それからは、彼女が乗務員の仕事で来るたびに、駅に花を届けにいき、愛情を示したんです。彼女のために新鮮なさくらんぼをプレゼントしたり、喜んで彼女を送り迎えしたりして、少しずつ、彼女は僕の気持ちを受け入れてくれていったんです。

北京の仕事は辞めて、成都に戻るつもりです。だって彼女とずっといたいじゃないですか。」

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