• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

「君たちはカラオケでアニソンを歌うのかい?」中国人オタクの議論(百元)

2012年02月23日

■中国オタク「みんなはカラオケでアニソン歌ったりする?」■

*本記事はブログ「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年2月14日付記事を許可を得て転載したものです。


Karaoke Room
Karaoke Room / Kevin.Qiu

■カラオケにアニソン歌う?


記事「「一昔前のアニソンで好きな曲ってなによ?」中国人オタクの議論」では中国の一昔前のアニソンに関する反応を紹介させていただきましたが、それを書くときに、「カラオケでアニソンを歌ったりするか?」ということに関するやり取りも見かけました。

それがちょっと面白かったので、今回はそれを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの議論

みんなはカラオケでアニソン歌ったりする?私はそもそもカラオケにあまり行かないんだけど、行ったらアニソンを歌うことが多い。

アニソン歌うことはあるよ。でも自分の行く店にはあまり曲が入っていないんだよね。日本語の歌は結構あるけど、アニソンは少なくて。

アニソン歌いたいんだけど、入ってる曲が少ないからJ-POP系の方から探して歌うな。DEENとかから攻めてる。

日本語の歌があっても、アニソンはあんまり無かったりするからね。しかも新しい曲とか入ってないし。日本の機械が入ってる店に行ければいいんだけど、高くてそうそう行けないんだよね。でも、人数多くすると歌える曲が少なくなるしなぁ。

まあ外国の歌だし、ウチの国の普通のカラオケでアニソン入っているような所はほとんど無いだろうね。上海や北京、広州だったら日本のカラオケがそのままできるという店があるそうだが。

カラオケで歌ったことはない。俺の住んでいる所はオタク的に未発達な地域なんでそもそも曲が入って無い。アニメの主題歌で入っているのは中国産の子供向けの主題歌だけだ。

ウチの国の子供向けのアニソンも悪くないぞ。古いのとか探せば大抵あるし、誰だも分かるネタソングとして攻められる。

歌う。魂を込めて歌う。歌のレベルについては聞かないでくれ!

アニソンって結構難しいよな。言葉の問題もあるし、キーが高かったりで。

カラオケでアニソンを歌う場合、探し方も重要。J-POP系で結構アニソンあったりするから、アーティストを覚えておくと思わぬ曲を見つけて歌えたりするよ。

カラオケでやっと見つけたアニソン、しかしそれは女性歌手の歌……俺は男だ……でも、せっかくだから歌ってみる……ということを何回かやりました。当然歌った結果はアレなことになったけど、自分としては後悔しておりません。

普通に歌う。この間は「Don't say "lazy"」と「ぴゅあぴゅあはーと」を歌ってきました。

私は先日、「灼眼のシャナ」の主題歌を歌いまくってきた。一緒に行ったヤツらと激しいマイクの争奪戦になった。

マイクの奪い合いはあるな。負けた場合はマイクなしでも頑張って歌うがな!

最近は「デュラララ!! 」とか歌うかな。あとはボカロ系とか。

アニソンを発見して勢いで選曲、しかし日本語で歌える部分は一部なので、歌えない部分にぶつかってグダグダになるという展開は誰もがやらかすことだと思う。

自分が歌うのは浜崎あゆみとかYUIの歌かな。他の人が選んだアニソンは、分かる部分だけ一緒に歌う。

上海とかがウラヤマシイ。俺の住んでいる所ではアニソンどころか日本語の歌もあんまり入っていない。エヴァの主題歌とか歌いたいんだがなぁ。

私も初音ミクの歌を歌いたいのに、入っている所が無い……日本の機械がある所は近くに無いし……

ボカロオリジナルじゃないけど、初音ミクではネギ振りの歌(Ievan Polkka)が入ってたことがあるな。もちろん歌った!

自分が初めてカラオケでうたったアニソンは「世界が終るまでは…」だったな。必ずってわけではないけど、その時の気分次第でアニソン歌うときが結構ある。

私の最初の時は、まさかこっちであるとは思わなかったアニソンをリストに発見して狂喜、そのまま勢いで入力、しかし自分の日本語は「あいうえお」すらおぼつかないレベルだということを曲が始まってからやっと気付くという流れだった……。その後練習して、今では無事にアニソンを歌えます。

自分より若い世代のアニソンのうまさにビビる。俺は昔そんなにうまく歌えなかったよ……。ネットの発達でアニソンを聴く環境や歌詞の情報が整ったし、歌える環境も整ったのが影響しているのだろうか?

やはり最大の問題は、アニソン歌えるカラオケが非常に少ないことだよな。あったら歌いたいけど、なかなか見つからん。

とまぁ、こんな感じで。


■中国人オタクのカラオケ能力が向上
 
実際に日本語でアニソンを歌えるのは中国オタク的にわりと「上級」の部類に入るかと思われますが、カラオケでアニソンを歌ったことのある中国オタクも結構いるようですし、アニソンを歌いたいという欲求はかなりあるのかもしれませんね。

ただ、やはり中国の普通のカラオケではアニソンの入っている所は少ないようで、「歌いたいけど見つからない」という中国オタクも結構いるようです。

それから上の発言にもありますが、中国オタクのアニソンカラオケのレベルは年々向上しているように感じられます。私の個人的な印象でも昔に比べて普通にアニソンを歌える中国オタクが増えていますし、中国で開催されるアニソンカラオケのイベントでも歌い手のレベルがかなり向上しています。この辺については、中国においてアニソンに接する環境が整ってきたということなんでしょうかね。

コメント欄を開く

ページのトップへ