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ロシアで人気の旅行プラン「All Inclusive」とは?酒飲んでるだけのバカンスになる危険性も(タチアナ)

2012年08月08日

■いっぱい泳いできました!■

*本記事はブログ「ロシア駐在日記」の2012年8月4日付記事を、許可を得て転載したものです。


20120806_写真_ロシア_バカンス_


■キプロスに行ってきました

ブログを思いっきりさぼっているタチアナ。実は、家族みんなで地中海の島国キプロスに行っていました。ロシアでは有給休暇のうち、2週間分を必ず連続でとらないといけないことになっていますけれども、今回の私たち夫婦の休みもまさにその2週間の消化でした。

キプロスでは海辺のホテルで滞在し、毎日海で泳ぎまくっていました。以前、このブログのエントリー「ロシア人は海水浴が大好き!」にも書いたのですが、ロシア人たちはとにかく泳ぐのが好きで、休暇を海辺で過ごす人は多いです。タチアナも、日本にいる間海がいつも近くにあったせいか、特に行きたいと思わなかったのですが、ロシアにいるとなぜか海に行きたくなります。

今回キプロスで宿泊したホテルは、特に最初の1週間、ロシア人の客が圧倒的に多かったように思います(後半はイギリス人の方が多くなりました。他の国と言えば、ドイツ、フランス、スイスなどからのお客さんがいました)。ホテルスタッフもほとんどロシア語が話せますし、町に出てもあっちこっちのレストランは「ロシア語のメニューあり」や「ロシア人スタッフがいます」と、ロシア人が安心して入れることをアピールし、一生懸命ロシア人観光客を呼び込んでいます(そういえばヨーロッパの他の観光地も同じです。「ロシア語は国際語?」)。

逆に(少なくともビーチでのホテルでは)日本人は珍しいみたいで、うちのパパはあっという間にホテルスタッフに覚えられ、なぜか人気者になってしまいました。おかげでどこから見てもロシア人の私まで「JAPAN」と呼びかけられるようになり、ちょっと面白かったです。


■ロシアで人気の旅行プラン「ALL  INCLUSIVE」とそのデメリット

このような休みでロシア人に人気なのは、All Inclusive (всё включено、全部込み)という制度です。これは、旅行会社でホテルを予約するとき、航空券もホテルまでの送迎もホテルでの食事のすべてが料金に含まれるシステムです。極端な話、現金を1ユーロも持たずに行ってもまったく困らないわけです。ロシア人で貯金がゼロという人も決して珍しくないので、そういう余分な費用が一切かからないことが大きな安心につながるようです(ロシア人は貯蓄をしない)。滞在期間については、10日前後の人が多いのですが、たまに1か月ぐらいという人もいます。

そういえば、同じロシア人でもAll Inclusiveというホテルでの泊まり方を批判する人もいます。理由は、全部込みだと、ホテルの敷地から一歩も出ないで過ごせてしまうわけだから、その国に行っても現地のことはまったく知らないまま帰る人がいるからです。それに「もとをとろう」と、ずっと食べ続ける(または飲み続ける)という人もいて、そういう人の姿もあまり魅力的とは言えないということです。

しかし、小さな子供たちを連れている家族にしてみれば、この制度はとても便利だと思います。子供たちは観光に興味がないから、無理やりあっちこっちへ連れまわすと、子供も親も疲れるだけ、ということになりかねません。一方、こうしたホテルに泊まれば、親子でゆっくり過ごせていいと思います。

そして、実は同じホテルでも、all inclusiveの制度を利用しているお客さんとそうじゃないお客さんがいます。私たち家族は両方の制度の長所と短所を考えた上で、all inclusiveを使わず、できるだけ外に出かけるようにしました。おかげで色々な出会いや発見があって、とても楽しい時間を過ごせました。

今回は、海があまりにもきれいで、シュノーケリングに夢中になって観光はあまりできませんでしたけど、とてもいい休みになりました。しかし、明日からいよいよ仕事です。2週間で仕事がいっぱいたまってしまいちょっと不安ですが、休むときは休む、働くときは働くという、メリハリのある生活が精神衛生上もとてもいいと思います。しっかり休んだので、これからがんばって仕事をします!

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*本記事はブログ「ロシア駐在日記」の2012年8月4日付記事を、許可を得て転載したものです。


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