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ネットユーザー数5億6400万人、モバイル利用者が急伸=CNNICが中国ネット報告最新レポートを発表(osschina)

2013年01月16日

■CNNICが2012年末時点の中国インターネット利用状況報告を発表 インターネットユーザー数も微博ユーザー数もモバイルの伸びが顕著■


中国インターネット・レポートの定番、中国インターネット情報センター(CNNIC)の最新版報告書《第31期中国インターネット発展状況統計報告》が発表されました。今回は捜狐ITが作成した、CNNICレポートに基づくインフォグラフィックを含めて紹介したいと思います。


■中国のネットユーザー数と普及率
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2012年末時点で中国のインターネットユーザー数は5.64億人。2011年末の5.13億人から1年で約5,000万人増加したことになります。インターネット普及率は42.1%。5.64億人もユーザーがいて、いまだに半数以下なのかと感じてしまうのですが、これを地方ごとの普及率で見てみると更に興味深いデータが出てきます。

20130116_写真_中国_ネット_2

普及率の高い順に省・市が並んでいます。やはり上位は北京市、上海市、広東省といった先進地域。ただ全国平均を上回っているのは11位の新疆ウイグル自治区まで。それ以下の20省は平均値以下です。私が現在住んでいる安徽省なども1,869万人のネットユーザーがいながら、その普及率は31.3%と平均を10%も下回っています。

2年前の記事で中国の省別携帯電話普及率を紹介したときにも感じたのですが、やはり一口に中国市場とは言い切れない差が沿岸部を中心とした都市圏と内陸部にはあるなと感じたのですが、今回のこのデータを見て改めて再確認できた気がします。


■モバイルモバイルインターネットユーザー数
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ユーザー数は4.2億人。もう少し正確に言えば4億1,997万人とのことで、2011年末の3億5,558万人と比較すると6,439万人増加。全体の増加数を上回る大きな伸びです。

全体の増加数より、なんでモバイルの増加数が多いの?と奇異に感じるかも知れませんが、こちらは下の図左側グラフのとおりデスクトップPCやモバイルPCでのインターネットユーザーが若干落ち込んでいることに起因します。

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また、2012年の1人辺り1週間の平均インターネット接続時間は、2011年の18.7時間から1.8時間増加し、20.5時間となったそうです。


■中国ネットユーザーの性別比、年齢層
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男女比は56:44と男性が若干多いという結果になっており、年代別では10~29歳のいわゆる80后、90后といわれる世代で50%以上構成されており、30~39歳の70后後半~80后前半世代をあわせると75%と全体の4分の3を占めるまでになります。


■サービス別ユーザー数と伸び率
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個別には追い追い詳細を紹介していくとして、主だったものを。

即时通信(チャット、インスタントメッセンジャー)ユーザーは2011年末比で12.7%伸び、4億6,775万人になりました。こちらQQは登録ユーザーが7億人、そして微信(WeChat)はユーザー数が間もなく3億人などと言われていますが、1人で双方のアカウントを持っていたり、同じサービス内でも複数アカウントを持っていたり、というのを除外して計算しているのでしょうね。

そして微博(ウェイボ)は前年比23.5%増の3億861万人となりました。2011年末の前年比は296.0%でしたので、10分の1以下の増長率になったのと、2012年6月末時点の2億7,364.5万人からは12.8%の増長率という結果になりました。今後も半期で10%前後の増長率と予測されることからも、やはり海外に活路を見出す、というのは微博でも今年の1つの流れになるのではないかと改めて感じます。

後は社交网络(SNS)ですが、こちらは前年比12.6%増の2億7,505万ユーザーとなり、2011年末の3.9%の増長率と比較すると若干回復したようにも見えますが、こちらも状況は微博とそれほど変わらないでしょうから、開心網や人人網といった大手を中心にどういった施策を打ってくるのかにも注目していきたいところです。


■モバイル端末によるサービス利用率
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こちらも個別詳細は追い追い紹介していきますが、前年から利用率が5%以上高くなったサービスを紹介すると、モバイル検索(62.1%→69.4%)、、モバイル微博(38.5%→48.2%)、モバイルオンライン動画(22.5%→32.0%)、モバイルメール(24.1%→29.1%)、モバイルショッピング(6.6%→13.2%)などが挙げられます。

モバイル微博ユーザー数に関しては2億人を超えたようです。
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2011年末と比較すると6,551万人の増加とインターネットユーザー数同様にこちらもモバイルユーザーの増加が顕著ですね。

さて、長くなってしまいましたが今回はこの辺で。これでもまだ全容は全然紹介しきれていないので、折を見てそちらも紹介していければと思いますが、中国語でも良ければ、元データはこちら(PDF)からダウンロード可能ですのでご興味ある方はぜひご覧になってみてください。 

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*本記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の2013年1月16日付記事を、許可を得て転載したものです。


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