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日本と中国では全然違う高校ライフ=中国人でも違和感少ない学園モノってなんだろう?(百元)

2013年03月21日

■中国オタク「ウチの国の感覚でも違和感の少ない学園モノの作品って何があるかな?」■


■中国オタクが納得できる日本の学園モノ

このブログでは「日本の学園モノの作品に対する中国オタクの反応」「学校生活、特に中学や高校の生活に関する日中のイメージの違い」といった話を紹介させていただいておりますが、ありがたいことに「中国オタクから見て、納得できる、ありそうだと感じられる日本の学園モノの作品ってありますか?」という質問をいただきました。

そんな訳で、今回は中国のソッチ系のサイトなどをまわって見かけた「中国オタク的に見て違和感の少ない日本の学園モノ」についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの議論

日本のアニメや漫画で描写される「学園」に関して、ウチの国ではツッコミが絶えないし、ある程度現実的な作品においても、学校の描写に関して違和感を覚えてしまうことは少なくないかと思う。そこで聞いてみたいんだが、ウチの国の感覚でも違和感の少ない学園モノの作品って何があるかな?

いざ考えてみると結構難しいな……学校ってことは大学も入れていいのかな?だったら「ハチミツとクローバー」や「げんしけん」なんかの大学生活が舞台の作品を挙げるんだが。

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)

できれば中学高校辺りで頼む。大学を舞台にした作品は比較的少ないし、現実的な作品が比較的多いのは私も分かっているんで。

部活がたくさんあったり、授業が終わってすぐに生徒が帰っていくのを見たら、違和感を覚えちゃうんだよな。こんな高校生活はウチの国ではありえないと。
(*中国の高校生は遅くまで学校に残って大学受験に備えることが多いです。)

日本の学校で、部活や修学旅行があっても作品の描写で引き込んでくれるなら違和感は無くなると思うんだ。例えば私は「海がきこえる」とかは見ていて違和感無かった。

海がきこえる [DVD]

まぁそういう細かい部分はさておき大まかな印象で構わないかな?とりあえず私は「男子高校生の日常」に関しては、そんなに違和感無かったね。

でもストーリーの中で部活がメインになってくると、やはり現実から離れたものに感じてしまうね。我ながらヘンな例えだとは思うが「けいおん!」と「らき☆すた」を比べた場合、「らき☆すた」の方が現実的に感じられる。

学園モノとしては特殊だが、「銀の匙」とかは違和感全く無いね。作者の描写がとても生き生きしている上に、農業高校という舞台になると、完全にこっちの学校のイメージとは別のモノとして受け入れられているんじゃないかな。

ストーリー展開やキャラ設定とかは考えないでいいんだよね。なら「涼宮ハルヒの憂鬱」とか、学校の描写に関して実はそれほど違和感が無いと思う。学校外の描写に関しても、例えば「涼宮ハルヒ」の登下校シーンなんかは妙に現実的に感じられたよ。

自分は「氷菓」が「アリ」だと感じたね。学校生活のイベントやキャラを見ていけば違和感は出て来るが、作品全体の雰囲気に関しては問題無かった。もちろん異論は認める

(仮) 氷菓ウエハース 20個入 BOX (食玩・ウエハース)

ここしばらく見た中では、「男子高校生の日常」がダントツで違和感が無かった。いや、自分は恐らくあそこまでアホなことはやっていないとは思うんだが、なんかダメな方向とか、時間の浪費具合とかが非常に納得できるんだよ。

「男子高校生の日常」に関しては自分も同意。ヒロインもいないし恋愛とかも関係なく、男友達が集まってグダグダやっている感じがとても感情移入できた。

男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)

じゃあヒロインが出て来るような作品、しかも高校だと何があるかな?

私が思いついたのは「金田一少年の事件簿」だね。死人がバンバン出るという推理系作品の特徴はさておき、学校の描写に関してはそんなに問題ないと思うが。

「School Days」はどうだろう?とか言ってみよう。

「School Days」は登場人物やストーリー展開がイヤな方向でリアリティあるからじゃね?いや、でもそれもある意味「現実的な学校生活」ということでは間違っていないのか?

「School Days」とか「金田一少年の事件簿」とかが思いついたが、なんていうか、ドロドロしたものがある学校生活だと人間描写が現実的になるし、案外違和感少なくなるんじゃないかな……

えーと、あだち充の作品なんかはどうだろう?ストーリー展開はともかく、学校やそこでの生活を送るキャラに関してはわりと現実的だと思うよ。

もうおっさんにしか分からない感覚かもしれないが「I"s」の学園生活に関しては、違和感が無かったというか、強烈に引き込まれるものがあった。当時は自分のクラスの男子はほぼ全員ハマっていたよ……

げんしけん DVD-BOX 1

個人的に一番リアルだと感じてしまったのは、やはり「げんしけん」だな。何がリアルって、卒業が近づくのに仕事が見つからないだとか、続編の話で昔の居心地の良かった場所を求めて戻ってきてしまうとか、リアルすぎるわ。

とまぁ、こんな感じで。


■中国人もすんなり入り込める学園モノが人気作品に

中国オタクの面々が体験したりイメージしたりする学校生活は日本のものと異なる所が少なくないようですが、それでも「ファンタジーだと感じてしまわない」「ありそうだと思える」作品というのはわりとあるようですね。また今回挙がっていた作品は中国でも人気のある作品でしたし、決定的な要素ではないものの、「中国オタク的に違和感のない学園生活」というのは中国オタク内での人気に関して影響が出るのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2013年3月12日付記事を、許可を得て転載したものです。

 コメント一覧 (1)

    • 1. かに
    • 2013年03月26日 08:03
    • 自由率が違う

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