■キレイなクラスメートに嫉妬、小学6年生女子児童によるバラバラ殺人事件―中国■
 

ウロコ取り、小出刃包丁、骨抜き / Dakiny

13歳の少女、同級生が自分よりキレイだと嫉妬、バラバラ殺人
東方網、2013年5月7日

6日、新華網広西チワン族自治区チャンネル が報じたところによると、小学6年生のまだ13歳にならない少女が同じクラスの同級生が自分よりキレイだと嫉妬。ついには自宅に招いて殺害した。殺害後、頭や手を切り落とし袋に入れていたという。先日、広西チワン族自治区河池市中級人民法院が判決を下し、被告の両親に各種費用10万8000元（約173万円）を賠償するよう命じた。

判決書によると事件の経緯は以下のとおり。

被害者の周さんと被告の覃さんは南丹件里湖ヤオ族郷仁広小学校のクラスメート。自宅も150メートルしか離れていない近所同士ということもあって、よく一緒に遊んでいたという。しかし、周さんはキレイなのに覃さんは太っているなどと話したことがあり、嫉妬と憎しみの気持ちを抱くようになった。

犯行が行われたのは2012年4月10日。覃さんは自宅で遊ぼうと周さんを招いた。周さんが下を向いて携帯電話をいじっている時、覃さんは椅子で殴りつけて昏倒させた。目を覚ましたら先生や親に告げ口されると恐れた覃さんは包丁、ビール瓶、カッター、カミソリなどを家中から集めて殺害に及んだ。さらにクビや手を切り落とし、ビニール袋に詰めたという。

警察は殺人事件と認定。しかし被告が14歳未満であることから刑事責任は問えないとして、労働教養3年の罰を科した。周さんの両親は不服として訴えたが、裁判所は覃さんの両親に10万8000元を賠償するよう命じるにとどまった。周さんの両親は上告したが、二審でも一審判決が維持された。


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