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法輪功の新兵器「QRコード付きお札」、サイバーツールで中国政府に抵抗

2014年01月15日

■法輪功の新兵器「QRコード付きお札」、サイバーツールで中国政府に抵抗■


20140113_写真_中国_法輪功_
*武漢晩報の報道。


2014年1月9日、湖北省武漢市。呉さんがスーパーでお買い物をした時のこと、おつりで不思議な1元札を受け取った。お札の隅にQRコードが印刷されているのだ。コードの下には「さっくりスキャンで壁越えアプリを携帯にダウンロード」の文字。

いったいこのお札はなんなのだろうか?記者はスキャンしてみたが、どのような情報も読み取れなかった。今やQRコードはありふれた存在。ネットや現実の広告にあふれてかえっているが、こうした来歴不明のQRコードを読み込めばウイルスに感染しかねないと専門家は警告する。また中華人民共和国人民元管理条例では「故意にお札を毀損させた場合1万元以下の罰金」と規定されている。

武漢晩報、2014年1月13日 


■法輪功の宣伝戦略

この謎のQRコード付き紙幣の正体とは?いったい誰が、どんな目的で?!

と盛り上がりたいところなのですが、まあだいたい予想はつきますね。法輪功がやったことです。中国政府の徹底的な弾圧を受けている法輪功ですが、小さな抵抗を続けています。国外ではニュースサイトを作ったり、機関紙を作ったり、横断幕を貼ったり、SKYPEにスパムメッセージを送り込んだり、米議会でロビー活動したり。中国のネット検閲を回避するソフト(壁越えソフト)も作っています。

ちなみに日本では池袋でよく法輪功の抗議者を見かけますが、先日は上野でもやっていました。


■サイバー「邪教」

中国国内でもほそぼそ抵抗を続けているのですが、その手段の1つが1元札メッセージです。ブログ「北京メディアウォッチ」の小林さゆりさんが法輪功メッセージ入り一元札のコレクションを公開していますが、以前はメッセージをスタンプするだけというものでした。

それがQRコードにバージョンアップしたのでしょう。本来ならばアプリのダウンロードサイトにアクセスできるのでしょうが、何も情報が表示されなかったと言うことはすでに中国政府に潰された可能性が高そうです。

海外ITライターの山谷剛史さんが選んだ2013年中国ヒット商品ベスト10ではQRコードが2位にランクインしています。開発国の日本ではいまいち普及しきらなかった感がありますが、中国では大流行。中国最大のIT企業であるテンセントがウェイボーやWechatに読み取り機能を搭載。アカウントの交換などの必須ツールとなっています。動画配信サイトYoukuでもパソコンで動画を見ている時にQRコードを使うと、スマートフォンで動画の続きを見られる機能を提供しています。

法輪功もその流れにのったのでしょう。それにしても、中国政府に弾圧を受ける「邪教」がQRコードを抵抗のツールとして使うという流れに、なんともサイバーな時代になったものだと感慨深いものを感じました。

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