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「銀の匙」「生徒会役員共」など27作品が新たに登場!1月期新作日本アニメ公式配信in中国(百元)

2014年02月04日

■中国の2014年1月新作アニメ公式配信状況■

銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)

遅くなりましたが、「1月新作アニメの中国の動画サイトにおける公式配信の状況」をまとめさせていただこうかと思います。

遅れた言い訳としては春節前のゴタゴタの他に、

・例の如く版権獲得、公式配信開始の情報が公式ではギリギリまで出ないケースが少なくない
・「中二病」の配信時間のミスによる公式配信情報の更なる混乱
・ボーキ25万ほど溶かしても大鳳が出ないので管理人のテンションがダダ下がり中といったものがありまして……

何はともあれ以下に各動画サイトの今期の新作アニメ配信の状況を。


■楽視(leTV)

「銀の匙 silver spoon第2期」、「いなり、こんこん、恋いろは。」、「ニセコイ」、「とある飛空士への恋歌」、「マケン姫っ! 通」、「世界征服~謀略のズヴィズダー~」

楽視は今期もオタク向けに手堅い所を確保していますね。とりあえずスタート直後の反応を見た限りでは「ニセコイ」が特に良い評判となっているようです。また楽視はこれに加えて前期から続いている「マギ」、「サムライフラメンコ」、「キルラキル」も配信中です。

1月25日追記:何やらトラブルが起こったようで、現在ニセコイの配信が中止となっているようです。
2月20日追記:2/20追記:ニセコイの配信、再開となったようです。


■愛奇芸(iqiyi)

「生徒会役員共」、「ノラガミ」、「スペース☆ダンディ」、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」、「バディ・コンプレックス」

 愛奇芸は今期の中国オタク内における期待作「生徒会役員共」を獲得しているのが目をひきますし、他にもイロイロと中国オタク向けに強そうな作品を取っているように思えます。また愛奇芸はこれに加えて前期から続いている「凪のあすから」、「東京レイヴンズ」、「ダイヤのA」、「ガンダムビルドファイターズ」が配信中です。


■捜狐(sohu)

「中二病でも恋がしたい! 戀」、「桜Trick」、「魔法戦争」、「鬼灯の冷徹」、「ウィザード・バリスターズ-弁魔士セシル-」、「バディ・コンプレックス」、「世界征服~謀略のズヴィズダー~」

一応上のリストに入れてはいますが、今日(1/17)の時点ではまだ「中二病」と「桜Trick」の動画が下げられたままになっています。捜狐は放映開始前では今期最大の話題作だった「中二病」を獲得したものの、日本放映前に時間を間違えて配信するという大ポカをやってしまいましたが、どうなるんでしょうね。「ワンピース」や「トリコ」、「HUNTER×HUNTER」といった一般向けアニメも配信していますから、アニメ分野における動画サイトのパワーバランス的にすぐにどうなるといったことはないでしょうが。


■騰訊(テンセント)

「ノブナガン」、「そにアニ」

独自の方向に走っているような印象のあるテンセントですが、今期もちょっと変わった作品を取っていますね。現時点では「そにアニ」が直球勝負なお色気系ということで、ちょっと話題になっているようです。またテンセントはこれに加えて前期から続いている 「ゴールデンタイム」が配信中です。


■土豆(tudou)

「ノブナガ・ザ・フール」、「咲-Saki- 全国編」、「ハマトラ」、「Wake Up, Girls!」、「ディーふらぐ!」、「となりの関くん」、「Z/X IGNITION」

土豆は最近影の薄いような所もありましたが、今期は久々に取った作品が目立っている印象です。現時点で特に注目を集めているのは「Wake Up, Girls!」ですが、こちらは劇場版も同時に無料で配信されており、それが評価につながっているようです。新作テレビアニメの配信開始に合わせて劇場版アニメが配信されるのは珍しいやり方ですね。また土豆はこれに加えて 「弱虫ペダル」、「ガンダムビルドファイターズ」が配信中です。


■1月新作アニメに波乱あり?!

以上です。

1月に関しては前期から続いている作品で人気になっているものも少なくないですから、動画サイトの勢いを新作だけで判断するのはちょっと難しいですね。それと10月の目玉作品で複数の動画サイトで配信されることになった「黒子のバスケ」が現在も各動画サイトで配信されています。

春節シーズンに入ると中国オタク界隈の反応も少なくなりますし、1月の新作アニメに関してはそれほど大きな動きは無いかもしれない……などと考えていたのですが、「中二病」の配信時間ミスや、「Wake Up, Girls!」の劇場版同時配信など予想外の事件や動きが出てきました。どうやら1月アニメに関してもイロイロなことがありそうですし、ぼちぼちと追っかけていこうかと思います。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2014年1月17日付記事を、許可を得て転載したものです。

 コメント一覧 (1)

    • 1. アジ
    • 2014年02月04日 16:11
    • 楽視(leTV)は良い趣味をしているじゃないか

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