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放映当時は評価されなかったけど後から人気が出たアニメってある?中国人オタクの議論(百元)

2014年02月17日

■中国オタク「放映当時評価されなかったがその後再評価された作品ってどんなのがあるかな?」■

Fate/stay night DVD_SET1

ありがたいことに「中国オタクの間で時間が経ってから評価の変わった作品って何か有りますか?」と言う質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

最近は正規ルートで中国に入る作品も随分と増えていますが、一昔前は非正規ルートが中心でしたし、ネット経由で中国オタクの間に入る情報に関しても日本と同じとはいきませんでしたから、作品の評価や受け取られ方などに関する違いも少なからずありました。

そんな訳で最近になってから作品に関する中国語化された情報が増えたり、関連作品が人気になったりするなどで改めて注目を集め評価されるようになるケースもあるようですし、中国オタクの面々の感覚や空気が変わったりすることにより評価が変わる作品というのも出ているようです。

とりあえず以下に、中国のソッチ系のサイトをまわっていて見かけた「放映当時評価されなかったがその後再評価された作品」に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの議論

放映当時評価されなかったがその後再評価された作品ってどんなのがあるかな?埋もれてしまった名作、理解されなかった神作みたいなのがあれば知りたい。

後になって人気になった、或いは実は面白いと評価されるようになった作品か……なら自分は「日常」がそうだと思っている。放映当時は京アニアンチの騒ぎで叩かれまくって作品の面白さを語る状況じゃなかった。その後も京アニ作品と言うだけでめんどくさいことになったけど、最近はようやく落ち着いてきたように思う。

うーむ。「バッカーノ!」はどうだろう。当時もマニアの間では評価されてはいたけど、そこまで話題にならなかったが最近はわりと評価が高い。

ウチの国では00年代半ば頃は作品の情報が少なかったし、当時の「大作」以外は埋もれちゃっていた所もあるだろうね。

「バッカーノ!」の再評価は「デュラララ!」の人気やラノベの広まりも関係あるような?

「精霊の守り人」も現在は良作扱いになってるけど、昔は話題にならなかったな……

日本の話だが「THE ビッグオー」は日本では放映当時それほど人気にならず、アメリカで人気が出たから第二期の作成となった。コレが無かったらスパロボの参加も無かったかもね。

「四畳半神話体系」、「ハチミツとクローバー」とか思いついたが、これは普通に放映当時からディープなヤツに人気が高かったな……どんなのだといいんだろう。

再評価されるというのはあっても後の時代に大人気になる、というのは無いんじゃないかな。一部の人間が再発見して神作とあがめるようなことはあっても。逆に当時は神作レベルに人気になった作品でも、時代が変われば放映当時ほど面白いとされなくるなんてことは想像に難くない。例えば「ソードアート・オンライン」とかを10年後の人間が事前情報なしに見たらあんまり楽しめないんじゃないかな。

そこまで大きく評価が変わったってわけじゃないけど、最近だと「キルミーベイベー」が放映中ではなく放映後に注目されて面白いという評価が出てきた作品じゃないかな。

放映当時評価されなかった作品なら初代ガンダムがまさにそれだろう。放映当時は人気出なくて打ち切り。バンダイが権利取って作ったガンプラの人気と再放送から人気に火が付いた。ウチの国でも初代ガンダムがきちんと評価……というか、きちんと知られるようになったのはわりと後になってからだ。

ガンダムか……私はわりと本気で「ガンダムSEED」が現在になってやっと評価されていると思う。当時はSEED叩きでどうしようもなかったし。

あの当時のSEED派と宇宙世紀派のゴタゴタは中二病の内部闘争だったような気もするわ。

ガンダムは初代の他には「∀」もじゃないかな。なんか時間が経てば経つほど名作の声が増えているように思う。

それにしてもガンダムって、再評価されているの多いなぁ……

ガンダムは日本だとガンプラの売り上げも評価の基準だろうしね。それと作品の世界観を使った関連作品が出るのも無視できない。コンテンツの利用がアニメの放映終了後も続くから、そこで面白いものが出れば再評価につながるんじゃないだろうか。アニメでは活用しきれなかった部分が、他のメディアではうまく活用されたりするとかで。

「エヴァ」とかは?テレビ版って後半グダグダだったんでしょ。

「エヴァ」は断続的に人気が復活していると見るべきじゃないかな。00年頃のウチの国でのテレビ放映当時から人気だったし、日本でも放映当時はかなり話題になっていた。


確かにウチの国のエヴァ人気は最初はごく一部だったけど、それは放映範囲や情報流通の影響だったろうしね。それとエヴァは予算というかスケジュール方面の管理の問題だろう。作品がグダグダになってしまったのは確かだが、話題になって人気になっていたのは間違いない。

上で挙がっている流れと逆のケースってあるんだろうか?時間が経って評価が急落したような作品とか。

「Fate stay/night」のアニメ版とかはそうかも。「Fate/Zero」のアニメが出た現在における評価はボロボロ。なんだかんだで当時のウチの国のオタクへの影響は大きかったし当時の女性キャラ人気投票でもセイバーが1位取ってたりするんだけどね……


当時は人気もあったし、影響もでかかったんだけどね。ウチの国において衛宮士郎をはじめとする第五次聖杯戦争のキャライメージが今でも微妙にヘンなことになっているのは間違いなく最初のアニメ版によるもの。当時は原作ゲームをきちんと理解して遊べた人間も少なかったし、中文化パッチもちゃんとしたのは無かったし、それに加えて作品情報の中国語化の流れもそれほど無かったからあれが「Fate」だと普通に受け入れていた。

とまぁ、こんな感じで。


■ゼロ年代半ばから中国に伝わる日本アニメ情報が急増

ガンダムなんかは、私も中国オタク界隈における作品やキャラに関する評価の変化を結構感じますね。

また上の発言にもありますが00年代半ばから後半にかけては中国オタクに伝わる作品や情報に関しては結構偏っている所もあったので、この辺りの作品に関して調べると中国オタクの間で人気にならなかった日本の人気作品や、その後の評価の変化から「中国オタク界隈における作品の再発見の流れ」のようなものも見えてくるかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2014年1月4日付記事を、許可を得て転載したものです。

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