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■サイバー将校様のアヴァンギャルドすぎる失敗
米国のスーパーハッカーが実力を発揮したのか、それとも中国からのリークがあったのか。
などと想像していたのですが、どうやら「中国のハッカー将校様がアホだった」という残念な答えが正解のようです。仏紙フィガロがその謎を解き明かしています(RFI中国語版を参照)。
米司法省は起訴した5人の身元をどのように特定したかは明かしていませんが、中国のサイバー攻撃について調査した米セキュリティ企業Mandiantは、中国のハッカー将校様は攻撃力は無敵でも、自分の情報を守るセキュリティ意識はゼロだと暴露しています。
例えばサイバー攻撃の中継地としてあるサーバーを利用していた時のこと。そのサーバーを中継地にしたまま自分のフェースブックやツイッターにアクセスしていた例が確認されていますまたGメールを取得する際、ご丁寧にも認証用として自分の携帯電話番号を入力していたケースもあったとのこと。
おそらくはこうした形でごっそり証拠が残されていたのではないか、特に個人用のフェースブックやツイッターが特定されれば、身ばれは必至とのフィガロは指摘しています。中国政府はでっち上げだと反論していますが、今回はばっちり証拠をつかまれてしまっているため、いつもの言い逃れではかなり厳しいのではないでしょうか。
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