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香港・雨傘革命、「中心なき運動」とその限界(高口)

2014年11月12日

香港・雨傘革命が膠着状態に陥る中での行き詰まりについて、先日香港を訪れた体験をもとにまとめました。

香港・雨傘革命はなぜ失敗したのか? 理性的・自発的運動とその弊害

雨傘革命は組織動員型ではなく群衆参加型の形態をとっています。夜になるとふらりと現場にやってきて数時間だけ滞在する……といった、仕事をこなしながらも出来る範囲で支援している人の姿などはとても感動を与えるものなのですが、その一方で長期化するにつれ、決定ができないという弊害が表面化してきました。また平和非暴力、反中国政府・反中国人をスローガンにしないという了解も崩れつつあります。


20141112_写真_香港_


そうした状況をまとめた結果、少々運動側には厳しい見解が多くなっています。ただ最後の部分で触れていますが、根本的な問題は民主的な意志表出手段の欠如という部分にあります。今の香港政府はいわば植民地の傀儡政権。重要事項の決定権は持っておらず、決定権を持つ北京には抗議活動の熱は届きにくい状況。その意味で、政治抵抗運動の難易度は通常の独裁国家以上と言えるかもしれません。

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