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中国-文化 の記事

「日本人ってどうやって弁当温めてんの?まさか冷たいまま!?」―中国(百元)

2011年11月25日

■中国オタク的疑問「日本の学生って弁当をどうやって温めてるんだろ?まさか冷たいまま食ってるとかないよね?」■

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

モテない男、モテない女たちのカーニバル「光棍節」―中国(凜)

2011年11月12日

■「光棍節」(独身記念日)■

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきも」の許可を得て転載したものです。

「中国初の火星探査機」軌道投入に失敗=失敗しても「ロシアよりはまし」と中国官制メディア

2011年11月10日

2011年11月9日、中国の火星探査機「蛍火1号」を載せたロシアのロケットは軌道投入に失敗した。

中国人「今使われてる言葉って日本から輸入したものが多いけど、どう?」(百元)

2011年11月03日

■中国人「今中国で使われている言葉って実は日本から輸入した外来語が結構多いんだけど、どう思う?」■

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

【日中アニメシンポジウム】暗~い日本とイケイケドンドンの中国=鮮明だった勢いの差

2011年10月24日

「2011中国・アニメフェスティバル・映画テレビ週間」のイベント、「中日アニメシンポジウム」を聞いてきました。

オープニングセレモニーには、野田佳彦首相も出席、「日中両国の国民同士がお互いの映像作品に触れ、互いの文化を体感することを強く期待している」「(来年の日中国交正常化40周年に触れ)日中関係を大きく発展、飛躍させ、戦略的互恵関係の一層の深化を実現するチャンスでもある」と強調したとのこと。
(参照リンク:「ドショウ首相、美女にはさまれご満悦」MSN産経、2011年10月23日、「ドショウ」は原文ママ。「日中、互いの文化体感を=「アニメ・フェスティバル」出席-野田首相」時事ドットコム、2011年10月23日)

ですが、シンポジウムはタイムスケジュールが直前で変更されるし、予定時間よりも30分も早く終わるし、動員された(?)専門家ばかりの地味、かつやる気の感じられないイベントとなりました。とりあえず業績作りにやっておいた感が見え見えといいましょうか。

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*画像は「2011中国・アニメフェスティバル・映画テレビ週間」公式サイト

「アップルが著作権侵害第二の敵」になった理由=「作家権利擁護連盟」が提訴―中国

2011年10月09日

2011年10月4日、作家や出版社が参加している「作家権利擁護連盟」は、米アップル社が提供するオンラインソフトウェアストア「アップストア」で海賊版書籍が販売されているとして、北京市第二中級人民法院に提訴した。訴訟では韓寒氏など人気作家6人、計23冊の海賊版販売を問い、計650万元(約7800万円)の賠償を求めている。
(関連リンク:中国広播網サンケイビズ

本サイトで取り上げた日本の人気小説家・東野圭吾氏が今後、中国語翻訳を許諾しないとのニュースも、発端はアップストアで海賊版を売られていたことだった。
(関連リンク:東野圭吾の中国市場撤退問題を考える=海賊版を当然と考える中国の消費者

「作家権利擁護連盟」は今年7月に設立されたが、韓寒氏ら中心人物は今年3月に百度のテキスト共有サービス「百度文庫」の著作権侵害を指弾、MP3訴訟をもやり過ごした中国IT業界の巨頭・百度を謝罪させ、著作権侵害コンテンツ削除を約束させた。百度に続く第二のターゲットとなったのがアップストアだった。

海賊版大国・中国には著作権侵害サイトはごまんとある。小説ならば、ネット掲示板にベタ貼りされているケースすらあるのだが、なぜアップルが次の対象となったのか。

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*ドラゴンボール全巻セットアプリ。無料。

「はやぶさくん」に学んだ「天宮1号」=擬人化つぶやきで人気に―中国

2011年10月02日

2011年9月29日、宇宙実験モジュール「天宮1号」の打ち上げに成功した中国。有人宇宙船、月面探査機、そして宇宙ステーションと次々と宇宙開発計画を進展させている。

中国は膨大な資金を宇宙開発関連に注ぎ込んでいるが、それだけではなく他国の技術を盗用しているのではといぶかしむ声もある。先日、米宇宙開発ベンチャー・スペースX社(カリフォルニア州)のイーロン・マスクCEOは、中国にロケット開発技術が盗まれないよう対策を取っていると発言したという(時事通信)。

さて、中国が日本のロケット技術に目を向けているかどうかは定かではないが、少なくとも今回の「天宮1号」の打ち上げで、日本の「お家芸」がマネされたことが明らかとなった。


China Space Walk / Mike Licht, NotionsCapital.com


【写真】社交ダンスを踊る風俗嬢、アフリカの中国人=カメラが切り取った中国

2011年10月01日

鳳凰網のウェブ写真特集「囲観」第25期「外国人が撮影した中国の娼婦」がすばらしいのでご紹介。スウェーデンのカメラマン・Per-Anders Petterssonが撮影した写真を特集しています。

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これはその中の1枚、2007年にタクラマカン砂漠の小さな街にあるバーで撮影されたもの。おっさんと社交ダンスを踊る風俗嬢です。日本の小学校におけるフォークダンス同様(?)、かつての中国では男女が堂々と接触し一緒に遊べる娯楽として社交ダンスが流行していました。

私も一回、「ダンスホールに行こうぜ」と誘われ、激しく踊る覚悟を決めて出向いたところ、社交ダンスだったのでびっくりしたという経験があります。大都会ではもっと楽しい娯楽があれこれあるので、老人の運動としての社交ダンス以外は衰退に向かいつつあるように思いますが、この辺境の地ではまだまだ盛り上がれる娯楽なのかもしれません。

中国のミステリー研究会イベントに参加してみた=推理小説の「本土化」ってなに?―北京文芸日記

2011年09月30日

■中国人民大学のミス研-推理小説家の講演■

9月24日(土)、人民大学で推理小説イベントが開催されました。40名以上の大学生を集めたこのイベントを取り仕切ったのは人民大学の学生サークル・中国人民大学推理協会と、ミステリマガジン『歳月・推理』を刊行する歳月推理雑誌社です。
(参考サイト:“謎”花倚石忽已“明“


■推理クイズからスタート
 
開始時刻になると講堂のスクリーンに推理クイズが映し出されました。正解者には『歳月・推理』が贈呈されるのですが、なかなか難しかったのか、それともみんなクイズよりもこのあとに行われるプログラムの方に興味があるのか、正解者は少なかったです。

クイズの答え合わせが終わると次は当サークルの紹介に入ります。

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この推理協会は2010年4月に人民大学で発足した学生サークルで、毎週集まってミステリ関係の映画や小説を鑑賞し内容に関して討論をしたり、トリックやアリバイを考える『殺人ゲーム』をすることが主な活動だそうです。日本の大学の、いわゆるミス研とはちょっと違った趣きがあります。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

【写真】孔子生誕2562周年祝い各地で式典=孔子南宗家廟ってなに?―中国

2011年09月29日

初めて知ったが、9月28日は孔子の誕生日、らしい。2011年は2562回目の誕生記念日。中国各地で様々な式典が挙行された。

中国共産党によって封建社会の代表格とされた孔子と儒教。白い目で見られてきた60年あまりの歴史は終わりを告げ、今や「中華文明の象徴」として再評価されるようになった。今年1月には天安門広場脇に孔子像が設置され、毛沢東の遺体とにらみあうという、かつてを知るものにとっては面白すぎる局面も生まれた(像はその後移転された)。
(関連記事:天安門広場に巨大孔子像=かつては封建主義の象徴、今は中華文明の象徴―中国

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【写真】中国現代史を飾った名艦「中山艦」の記念館がオープン=復元展示がすごい―湖北省

2011年09月28日

2011年9月26日、湖北省武漢市に中山艦博物館がオープンした。目玉は中国現代史を飾った軍艦・中山艦の展示だ。

中山艦は1910年、清朝の発注を受け三菱長崎造船所が建造した。1912年の完成時点ではすでに清朝は滅亡していたため、袁世凱の北洋政府が受領し「永豊艦」と名付けられた。1917年の第1次護法運動では孫文側に参加。1922年の第2次護法戦争でも孫文側に与し、広東省韶関市からの脱出時に乗船している。この経緯から1925年、孫文の死去後に艦名は「中山艦」と改められた。

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*画像は財新網の報道。

四川大地震を生きのびたブタ「豚堅強」のクローン作成に成功=高齢動物保存に道―中国

2011年09月19日

2011年9月16日、羊城晩報は、華大遺伝子恵州動物実験基地で、クローン豚6頭が誕生したことを報じた。遺伝子を提供した「親」は四川大地震後、がれきに36日間も埋もれてなお生存したブタで、「豚堅強」と呼ばれている。

四川大地震発生3周年の今年5月12日、「豚堅強」の胚胎クローンを母ブタ2頭の体内に移植した。それから4カ月弱が過ぎた8月31日と9月2日、無事にクローンブタ「子豚堅強」が誕生した。クローンだけあって生まれた6頭はみなそっくりの姿をしている。

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*画像は羊城晩報の報道

NTTソルマーレ、中国産マンガを輸入へ=動き出した日中マンガビジネス

2011年09月03日

先日、ちょっと話題となったのが「講談社、中国で少年漫画誌創刊」というニュース。

講談社、中国で少年漫画誌 12年3月にも創刊
日経新聞、2011年9月2日


広西出版伝媒集団と合弁会社を設立する。中国では外資企業が出版事業を手掛けることが制限されているため、合弁会社は編集プロダクションとして登記する。出資比率は講談社側が49%、中国側が51%。

講談社は合弁会社に漫画の制作ノウハウを提供する。具体的には、想定読者に対するマーケティングやストーリー作り、キャラクタービジネスなどのノウハウを提供し対価を得る。中国側は当局の許認可作業や印刷、販売を担う。   新しい雑誌は10~15歳の男子が対象の中国人作家による月刊誌。

コナン、犬夜叉というサンデーの人気マンガと中国人作家の作品をミックスした『龍漫少年サンデー』のような雑誌もあるので、そんなに注目に値するニュースなのかどうかわかりまないが、「マンガ制作ノウハウを提供する」というところが目新しいポイントかもしれない。

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*画像は浙江出版聯合集団旗下の子ども向け漫画雑誌「幽黙大師」。


【写真】見ているだけで怖い!高さ450メートルと世界一の「観覧車」が間もなくオープン―広東省

2011年08月30日

2011年9月1日、世界一高いテレビ塔である広州テレビ塔に、これまた世界一高い観覧車がオープンする。

広州テレビ塔は2010年9月28日にオープンした。全高610メートル(塔部分は450メートル、アンテナ部分160メートル)で、東京スカイツリーが完成するまでは世界一の座を誇っている。その塔部分の上、高さ450メートル部分に観覧車が設置された。

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*画像はヤフー中国の報道。

【鉄道追突】同人絵師たちの風刺マンガ=「自虐魂」で鉄道部を嗤う―中国

2011年07月31日

23日に起きた中国高速鉄道追突・転落事故から1週間以上が過ぎたが、中国ネット民の関心はまったく衰えていないようだ。ストレートな怒りを表明する声、国の体制の問題を指摘する声などさまざまな意見が表明されているが、その中の一つの手法として、事件を笑いのネタに変える政治風刺がある。

2011年7月30日、中国語ブログ「中政駅 第2月台 Teingrad」は、同人絵師による風刺漫画を紹介している。

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*中国でも人気のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のパロディ。列車頭部が破壊され埋め立てられた事件の風刺。

「ケンタはボリすぎやで!」と中国ネット民が大騒ぎ=企業が恐れる「原価厨」心理―北京文芸日記

2011年07月31日

ケンタの豆乳って原価0.7元だろ。ボッタクリってレベルじゃねーぞ。

ケンタッキー、「豆乳粉」で豆乳を販売(人民網日本語版、7月29日)

味千ラーメンの濃縮還元トンコツスープ報道の間を置かず、またもや中国の外資イジメがはじまりました。今回のターゲットは中国人が大好きなケンタッキーフライドチキン、いわゆるKFCです。

ニュースによると、事の発端はマイクロブログユーザーのつぶやき。KFCの店外で豆乳粉と書かれたダンボールが積まれているのを見たユーザーが、怒りに満ちたコメントを現場の写真つきでつぶやきました。

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綜合の報道。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

日本有名作家の推薦文を捏造か=推理小説史『謀殺的魅影』問題について―北京文芸日記

2011年07月22日

『謀殺的魅影』に差す黒い影

前回の記事「中国の推理小説がダメな3つの理由=島田荘司絶賛の推理小説史『謀殺的魅影』―北京文芸日記」では、80年代生まれの若手編集者・褚盟氏の著書『謀殺的魅影』を紹介しました。そのレビューでは、中国ミステリ業界が現在置かれている状況、日本や欧米から見て中国がどの程度遅れているのかという現在の位置、そしてこの現状を危惧する人間が存在することを、多少なりともお伝えできたのではと思います。

記事を「KINBRICKS NOW」に転載してもらったことにより、より多くの方々の眼に触れることとなりました。普段ならこれで終わってしまうのですが、この記事がtwitter で広がったことにより思いがけない人物の目に留まることになります。以下は道尾秀介氏のtwitterでの発言です。

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*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

中国の推理小説がダメな3つの理由=島田荘司絶賛の推理小説史『謀殺的魅影』―北京文芸日記

2011年07月18日

老練な80後ミステリ編集者 『謀殺的魅影』(褚盟著)

中国に新星出版社という会社がある。

翻訳ものを数多く取り扱う出版社で、とりわけ推理小説に関しては圧倒的な量を刊行している。世界中の名作を時代の新旧かかわわらず出版しているのだ。日本人作家では島田荘司、東野圭吾らビッグネームを、最近では米澤穂信の作品などを世に出している。

本エントリーでは、同社に勤める80後(1980年代生まれ)の編集者・褚盟が出版した世界ミステリー小説史本『謀殺的魅影』(謀殺の魅惑)をご紹介する。

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*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

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