• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

ブラジル の記事

僧侶が木魚でシバきあう!?日系人向け寺院で暴行事件―ブラジル・サンパウロ

2010年10月02日



Konrenji Temple / Hyougushi

※日本の寺院。

ブラジルと言えば、治安の悪いイメージがあります。ブラジルに長期滞在していた友人は、往々にして一度は危険な目にあったとのこと。一方で、ブラジル人にはおおらかで情に熱い人が多いというのも口を揃えて言うところです。

知り合いに、10年ほど前リオでブラジリアン柔術の修行をしていた元格闘家がいます。彼がファベーラという貧民街に住む柔術世界チャンプ宅に泊めてもらった時のこと。幼い兄弟達がみんなお腹をすかせているのに、客人には食事をたらふくご馳走してくれ、なんと優しい人だと心底感動したそうです。

ところが夜にはその印象が一変することに。家の近くで鳴り響く銃声。それを聞いた柔術チャンプはなんとマシンガン片手に表へ飛び出していったのだとか。ブラジル貧民街の壮絶な日常を目の当たりにし、知人は日本に帰りたいと、ベッドで震えて祈っていたそうです(笑)。


Favela / tiltshift / Chico.Ferreira

※ファベーラ。映画「CITY OF GOD」の舞台にもなりました。


Liberdade, São Paulo / EduardoZ

※日本人街リベルダージ。

前置きが長くなりました。今回ご紹介するのは、バイオレンスの国・ブラジルのニュース。「日系移民の為の寺で、坊さん同士が木魚を持ってシバきあった!?」というバイオレンスな三面記事を、現地日系人向け新聞「ニッケイ新聞」インターネット版が報じています。
ページのトップへ