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イイ話 の記事

<上海高層マンション火災>「中国版忠犬ハチ公」と「老父を救ったボランティア」=悲劇の中で生まれた感動の物語???

2010年11月18日

上海高層マンション火災について、今回はちょっと「イイ話」を2つご紹介しようかと。

最初の話はこちら。18日付現代快報の報道。

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写真は現代快報の報道。

15日のマンション火災現場の写真で、一頭の犬の写真がネット民の感動を呼んだ。午後、火災が起きてからと言うもの、この犬はずっと現場付近を落ち着かないようでうろうろ。数時間後、疲れきったように道路脇にへたりこんだが、それでも現場付近を離れようとしない。どうやらマンションに取り残されたご主人様を心配しているようだ。

親切な消防隊員が防寒用の布と食事とを持ってきたが、犬は食べようとしない。泣いているかのようだった。近所の住民が犬を引き取ろうとしたが、体に触られると歯をむき出して怒り、その場を離れようとしなかった。少し休むとまたマンション付近をうろうろとし始めた。そのうちに犬のパニックも薄らいできたようで、ある消防隊員がその犬を引き取り、連れ帰った。

翌16日、ネット掲示板にこの犬の話が書き込まれた。複数の掲示板に書き込みは転載され、話は広がっていった。まるであの「ハチ公」のようではないか。ご主人様がいるマンションを見つめ続ける、この犬は「守望犬」(見張りの犬)と名付けられた。

そして17日、ついに犬の主人が見つかった。

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*写真は犬とご主人様の再開を報じる新聞。

引き取られた先の消防隊員の家では元気がなく食事もとらなかったが、ご主人様の姿を見ると大喜び。一目散に駆けだして行ったという。

ええ話やー。で、2つ目。
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