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両会 の記事

2012年両会を読む=本当の焦点は政治改革ではなく再配分―中国

2012年03月16日

中国政治、春のビッグイベントである「両会」(全国人民代表大会、全国政治協商会議の総称)が終わった。目玉である温家宝の政府活動報告、記者会見を振り返っておきたい。

百家争鳴?それとも言いっ放しのガス抜き?「両会」代表の三農関連発言まとめ―北京で考えたこと

2011年03月10日

百家争鳴?言いっ放しのガス抜き?両会にみる三農問題の動き

今の北京は「両会」真っ盛り、毎日その日に両会で話された議題がニュースになって駆け巡ります(「両会」とは全国人民代表大会、全国政治協商会議の総称。日本の国会に相当)。国会というには何かが「議論される」という雰囲気はないですが、何か様々な意見が「言い放たれる」感じがするのがこの機会です。

未来に向けての意見具申か、言いっ放しの「ガス抜き」か
はともかく(後者な気もしますが)、セクターを問わず、「両会」出席者は、その圧倒的な人数により多くの「提案」を残していきます。

ここでは、個人的に関心を持っています「三農問題」についての気になる発言をまとめてみました。硬いメモ書き風ですが、良かったらご覧ください。


收采大蒜的农家女 / weichinali


*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

全人代開幕、「中国ジャスミン革命」への配慮が見え隠れする政府活動報告―翻訳者のつぶやき

2011年03月07日

全人代会議開幕

国内外のメディアでいろいろ報じられているように、中国の年に1度の盛大な「政治イベント」である全人代会議が5日、開幕しました。例年通り、温家宝国務院総理が開幕式の席上、約2時間にわたって政府活動報告を発表しました。


人民大会堂/Great Hall of the People/人民大會堂 / kanegen


「発表した」といっても、政府活動報告の原稿は事前にすでに用意されており、その原稿の「文章」を温家宝総理が壇上で機械的に読み上げるだけのものです。着席している各人代代表の手元にも原稿が配布されており、文章をなぞる姿がテレビを通じて放送されました。この活動報告は全人代の会期中に審議され、閉幕の際に採択されることになっています。

第12次5カ年計画の最初の年だけあって、今年の活動報告は前年の活動の総括をまず行う例年の報告とは違い、第11次5カ年計画の総括、第12次5カ年計画の内容、そして2011年の活動の重点といった3本立ての内容で発表されました。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

中国が世界一のエネルギー消費国に=IEA統計に中国政府は反論

2010年07月21日

国際エネルギー機関(IEA)の最新統計によると、2009年、中国が米国を抜き、世界最大のエネルギー消費国になったそうで。ところが、この統計は間違っていると中国政府がかみついています。

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※写真は当記事とは関係ありません。
中国が昨年、世界最大のエネルギー消費国になったことが国際エネルギー機関(IEA)の最新データで分かった。約100年にわたり首位だった米国は、その座を譲った。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が19日報じた。

同紙によると、2009年の中国のエネルギー消費量は石油換算で22億5200万トンに達し、米国の21億7000万トンを約4%上回った。中国の消費量は長年にわたり年間2けたの伸びを記録。10年前の消費量が米国の半分程度にとどまっていたことは、中国のエネルギー需要がいかに急速に拡大してきたかを物語っているという。

中国、エネルギー消費世界一=昨年米国抜く(時事通信) - Yahoo!ニュース


中国国家エネルギー局の周喜安報道官は20日、中国が2009年に米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国になったとする国際エネルギー機関(IEA)のデータに対し、「数字は参考にはなるが信用はできない」などとして異論を唱えた。

エネルギー消費、中国がIEAに反論、「数字信用できぬ」「宣伝戦略」 - MSN産経ニュース
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