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中国ジャスミン革命 の記事

「ITで独裁コスト削減」全住民の居場所をリアルタイムで把握する携帯監視システム導入へ―中国

2011年03月04日

市民一人一人がどこにいるのか。政府がリアルタイムで居場所を把握するという、究極の監視社会が中国で実現するようです。


新买的华为3G手机(1) / 陈少举


市が一般市民の外出状況を把握、携帯電話の位置情報を利用―北京市(レコードチャイナ、3月2日)
中国の首都・北京市が、大手携帯電話キャリアの中国移動(チャイナ・モバイル)からのデータを土台にして、一般市民の外出動向情報システムを構築しようとしている。

特定地域の人口分布や、時間帯に応じた人口の流動分布を調べ、交通渋滞対策など市政府の政策に反映させようというもので、将来的には個人にカスタマイズしたサービスに発展させる可能性もあるという。

<中国ジャスミン革命>本当に失敗だったのか?「残念」な革命が残した大きな影響

2011年02月24日

中国各都市で政府に対する抗議集会を開こう。「中国ジャスミン革命」と銘打たれた活動は、2011年2月20日にその予定日を迎えた。

20110224_molihua
*画像は北京市の集合地点。博訊網の報道

中国人であれ、外国人であれ、現在の中国についてよく知っている人間ならば誰でも、今の中国でチュニジアやエジプトのような政権転覆が起きる可能性は低いと考えるだろう。ましてや「中国ジャスミン革命」の呼びかけがネットに広がったのは集会日前日の2月19日のこと。中国の強力なネット規制も影響し、呼びかけを知っている人の数も決して多くなかったはずだ。

それでも中東で起きている「革命」を思えば(「きわめて安定的」と評されていたエジプトのムバラク政権が倒れると予想できた人はどれだけいたのだろうか?)、注目せざるを得ない。マスメディア、ネットユーザー、そして他の誰よりも中国当局が注目する中、20日を迎えた。

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