• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

中国 の記事

BBCも安倍談話を批判している!→中国メディアの誤訳でした……環球時報の「断章取義」的世界(高口)

2015年08月20日

山形浩生さんのブログエントリー「中国メディアの歪曲」について。

日本は「羊の皮を被ったオオカミ」・・・英メディアが日本政府を批判=中国メディア(サーチナ)によると、安倍談話についてBBCが日本を批判。「羊の皮を被ったオオカミ」だとまで書いているという。

BBCの原文をあたったら「オオカミの皮を被った羊」って書いてあるんですが……


というお話。

で、「だれかその「中国メディア」というのを見て、ホントにこんな捏造内容になってるのか見て欲しい気もする」と書いているので、調べてみました。

お仕事のお知らせ:「天津爆発事故」「戦後70周年」を寄稿しました(高口)

2015年08月14日

星海社のジセダイ総研に「 突然誕生した中国の「戦後」、空虚な器をめぐる日中の論争」「「窓の外には地獄が広がっていた」SNSが伝える天津塘沽爆発事故」と2本の記事を寄稿しました。

20150814_写真_中国_天津爆発_


「 突然誕生した中国の「戦後」、空虚な器をめぐる日中の論争」では、「戦後」という言葉、時代区分が実態を示すというよりも、きわめて政治的に利用されてきたことを取り上げ、中国が近年になって「戦後」平和の体現者として日本を批判するようになったことを書いています。安倍首相もまた日本こそ「戦後」平和を作ってきた一角だと発言しているわけですが、ご本人のタカ派イメージもあり、第三国からは「どっちもどっち」的に見られていることも多いのです。そこで”平和”ではなく、”人権”を外交の柱とする必要性があると提言しました。

「窓の外には地獄が広がっていた」SNSが伝える天津塘沽爆発事故」では12日夜に起きた天津爆発事故について情報をまとめています。

ネットユーザーが現場を撮影した動画、写真が次々と公開されて現地の「地獄絵図」が伝えられている。クレーターのような大穴が空いた事故現場、吹き飛んだ建物、窓ガラスがすべて粉々になったマンション、吹き飛ばされたコンテナ、黒焦げになった1000台もの車、道端に転がる黒焦げの遺体やちぎれた手足などの恐ろしい光景が映し出されている。爆発の規模を考えれば、完全に吹き飛ばされた犠牲者も相当数いるはずだ。13日夜時点で公式に確認された死者数は50人だが、最終的な犠牲者はこれをはるかに上回るものと予想される。



トップページへ

1970年代製造の冷凍肉が流通する中国、ビンテージ肉の謎(高口)

2015年06月25日

中国で70年代の冷凍肉流通 密輸を大規模摘発」というニュースが話題となっています。

実はこれ、「げげっ、そんなのが見つかったの?!びっくり!」というものじゃなくて、前からちょくちょく言われている話なんですよね。本サイトでも2013年に「中国“黒心食品”の新メンバー・ゾンビ鶏足、ベトナム戦争期製造の老兵が中国に登場」という記事で紹介しています。

ベトナムなど東南アジアルートを中心に検疫や関税を逃れた冷凍食品の密輸入が横行しているってのはよく分かる話なんですが、冷凍保存もコストがかかるだろうになんで40年前のビンテージ肉が残っているのかというのが腑に落ちないところ。中国すげぇって話じゃなくて、保存していた国がすげぇ(多分東南アジア)ってことじゃないか、と。まあ黒くなった肉を薬品で洗ってぴかぴかにしているところは中国の技術なんですが。

酒を飲まないウイグル人はイスラム原理主義者、ラマダン直前に嫌がらせビール祭りを開催―中国(高口)

2015年06月24日

新疆ウイグル自治区ホータン地区ニヤ県の農村で、ラマダン直前(18日から)の6月15日に共産主義青年団主催のビール祭りが開催された。その目的は
 

“現代生活によって農村の文化生活を活発にすること、違法な宗教伝播の余地を減らすこと、農村の思想・文化・世論の陣地を占領すること、村の党組織の凝集力を高めることにより、農村に調和と安定をもたらすこと”


とのこと。


以前にも記事「禁酒・禁煙する奴はイスラム原理主義、中国政府が新疆で宣伝活動」で取り上げましたが、ブルカ禁止やヒゲ禁止といった干渉がエスカレートし、禁酒を禁止、ラマダン中のレストラン休業は禁止、雑貨店には必ず酒を置くことなどの規定が追加されるなかで、「みんなの前でビールを飲むことを強制」という新技が追加されたもよう。
 

大ヒットアニメ「ベイマックス」、中国語版・韓国語版では“日本要素”が削除されていた件について(高口)

2015年06月03日

今さらながらベイマックスを見ました。「アナと雪の女王」もそうでしたが、テンポのいいストーリーテリングと凄まじい作り込みの背景に脱帽しました。特に空から街を見下ろすシーンは圧巻じゃないでしょうか。

さて、このベイマックスですが、中国語版(ちなみに中国語タイトルは「超能陸戦隊」という強烈なもの)では、日本要素が大々的に削除されているとのこと。最近仲良くしている中国人風刺漫画家のラージャオに教えてもらいました。

中国ウォッチャー界の「ゆく年くる年」=ブックレビュー・津上俊哉『巨龍の苦闘』(高口)

2015年06月01日

津上俊哉『巨龍の苦闘 中国、GDP世界一位の幻想 』(角川新書、2015年)をご恵投いただきました。

今や日本一のAIIB男としてニュース番組でもひっぱりだことなっている津上さんの新刊です。2013年の『中国台頭の終焉』をヒットさせた津後、2014年の『中国停滞の核心 』、そして今作と年一ペースで新刊を上梓されています。

「事業線」を2センチ見せたら罰金10万円、中国ゲームショーでコンパニオン規制(高口)

2015年05月20日

中国最大のゲームショー、CHINA JOY。今年も7月30日から上海市で開催されます。コスプレや露出度の高いコンパニオンがゲーム以上の話題となる同展示会ですが、今年は不思議な罰則規定が導入されたとネットで話題になっています。
 

事故多発の“問題機”、中国国産旅客機MA60がオーバーラン=設計ミスではとの声も―中国(高口)

2015年05月11日

2015年5月10日、福建省福州市の福州国際空港で、幸福航空のMA60(新舟60)型機が着陸時に滑走路を逸脱する事故が起きた。乗客7人が負傷。事故の影響で空港は5時間あまりにわたり閉鎖され、約80便に遅延などの影響がでた。主翼がねじれ、エンジンが草地にめりこんでいる衝撃的なネットに広がり話題となった。

MA60は中国国産のプロペラ旅客機。事故の多い“問題機”として知られる。中国では2000年に飛行許可を得ているが、米国・欧州の航空当局はいまだに認可していない。MA60の事故だが、最大の惨事となったのは2011年5月の事故。にはインドネシアのカイマナ空港で悪天候時に着陸を試みた際、滑走路手前の海に着水。乗員乗客27人全員が死亡する大事故を起こしている。

学歴詐称は虚栄心ゆえに、スパイ疑惑は否定=加藤嘉一インタビュー

2015年05月11日

国際コラムニスト・加藤嘉一さんをご存知でしょうか?

日本では「中国で一番有名な日本人」との肩書きで紹介され、テレビや雑誌で大活躍していた2012年、週刊文春で学歴詐称問題が報じられました。「合格していた東京大学を蹴って北京大学に留学した」という、中国人の自尊心をくすぐるエピソードが実はウソだったとの内容で、後に加藤さんご自身が疑惑を認めています。

さて加藤さんは現在、ジョンズホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院(SAIS)にVisiting Scholarとして在籍していますが、同校の卒業生である馮兆音さんから加藤さんのインタビュー記事を寄稿していただきました。2014年10月16日に新浪網のコラムサイト「最熱点」に掲載された記事「独占対話加藤嘉一:日中関係については楽観も悲観もしていない」から、学歴詐称問題や米国での生活について発言した部分を抜粋、翻訳したものです。

なぜ詐称したのかについて心情を明かしているほか、「その他の疑惑」について初めてコメントしている点が注目されます。週刊文春記事では次のような中国大手メディア幹部の証言が引用されています。

「彼は中国によって育てられたと言っても過言ではない。2004年ごろ、中国共産党宣伝部と、胡錦濤傘下の共産主義青年団(共青団)を中心に、国内外の世論工作を目的とした“中国を高く評価する”外国人の育成計画が成立しました。加藤氏はそのテストケースと言ってよい存在です」

驚くべき話ですが、内容以上に驚いたのが加藤さんがこの点について一切コメントしなかったこと。反論しないというのは認めたということなのかと一部で話題になりました。今回のインタビューでは、「誇張や歪曲です」というきわめて短い言葉とはいえ、この問題に言及しています。

禁酒・禁煙する奴はイスラム原理主義、中国政府が新疆で宣伝活動(高口)

2015年05月01日

「禁煙したやつはイスラム原理主義」 AFP通信が新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県艾里西湖鎮での、中国政府による宣伝工作を伝えています(RFA中国語版)。

同地では2014年7月28日に大規模な殺傷事件が起きています。中国当局の発表によると、刃物を持った暴徒が派出所や政府庁舎を襲撃、市民37人が殺害された。警察の反撃により暴徒59人が死亡したとのこと。一方、世界ウイグル会議は、ウイグル人が女性のヒジャブ着用摘発に抗議したところ、当局が暴力的に鎮圧した、2000人超が殺害される虐殺だったと主張しています。

「スラムダンク」違法配信のサイトに罰金命令、日本アニメ海賊版裁判で初の勝訴―中国(高口)

2015年04月30日

■中国動画配信業界で初となる日本アニメ版権裁判で勝訴判決■

先日、星海社のジセダイ総研に記事「ネット配信で復活した日本アニメ@中国、突発的政策変更というチャイナリスクで壊滅の危機」を寄稿しました。中国市場における日本アニメの盛衰から近年の正規配信ブーム、そして政府規制まで論点盛りだくさんでお送りしています。

その中で中国企業に正規配信の権利を提供するメリットとしてお金をいただけるだけではなく、中国企業が海賊版を叩いてくれるというお話も書きました。その実例となる話ですので、4月27日付新浪網の報道をざっくりご紹介。

中国で人気の日本アニメ正規配信、チャイナリスクで壊滅の危機(高口)

2015年04月17日

星海社ジセダイ総研に記事「ネット配信で復活した日本アニメ@中国、突発的政策変更というチャイナリスクで壊滅の危機」を寄稿しました。

20150416_写真_

今年4月に進撃の巨人やデスノートなど日本アニメ数十作品がブラックリスト入りし公式配信ができなくなったこと。さらにそれ以上の危機であるネット配信ドラマの事前検閲導入問題を取り上げました。また背景として中国市場における日本アニメの歴史を簡単にまとめています。

「ゲーム内でも一人っ子政策を遵守せよ」中国の不思議検閲にソニーはどう立ち向かうのか?(高口)

2015年03月23日

中国でプレイステーションの販売が始まった。しかし前途は暗い。「ゲーム内でも一人っ子政策遵守」といった奇々怪々な中国のコンテンツ規制をどうくぐり抜けるのか、スマホ全盛時代にゲーム専用機の居場所はあるのか、行く手には景気の悪い話ばかりが待ち構えている。

公務員はプロパガンダ壁紙を使用せよ!中国当局の指示が面白い(高口)

2015年03月18日

パソコンの壁紙、何を使っていますか?家族の写真、猫や犬の動物写真、グラビアアイドル……。いろんな人がいると思います。

ですがっ!!!
全体主義国家・中国には!!!
その自由がない!!!
壁紙をグラドルにする自由がないのですっ!!!

危機回避の決定が悲劇招いた、上海将棋倒し事件はなぜ起きたのか?

2015年01月06日

36人が死亡した2014年12月31日の上海市外灘(バンド)将棋倒し事件について。見たところ日本語ではわかりやすいまとめがないようなので整理しておきます。ブログ「中国という隣人」をもとに高口がまとめました。


「中国人民がよく知る日本の芸術家」高倉健さん死去に中国外交部が哀悼の意(高口)

2014年11月18日

2014年11月18日、俳優・高倉健さんの死去が報じられました。異例にも中国外交部定例記者会見で健さんについての応答がありました。

「愛国のため日本車の代わりに国産車を買ったらクズだった!」中国全土でカーオーナーのデモ(高口)

2014年11月17日

「わしらは反日感情の高まりによって日本車を買うのを止めたんだ。それで全部品を国産化した「サンギター」の売り上げは大きく伸びて、国産車の欠陥が天下にさらされることになったんだ。」

と怒りをぶちまけたのは一汽フォルクスワーゲンの車「サギター」(世界ブランド名はジェッタ)を購入した中国人たち。欠陥を見逃したのは政府の不作為だとして国家品質監督検査検疫総局を告訴しました。「日本車やめたらクソ国産車にあたった?」「車がボロいから政府を訴える?」この不思議な事態の裏側には何があるのでしょうか?

 

日本アニメのエンディングではなぜキャラが走り続けているのか?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月17日

■中国オタク「アニメのOPやEDでキャラが走るというお約束、なぜそうなった?」■

日本のアニメの表現にはお約束のようなものがいくつもあるかと思います。中国オタクの面々もそういったお約束を普通に受け入れてはいるようですが、時々「なぜそういうお約束になったのか」ということに関して改めて考えたりすることもあるようです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していた所、そんなお約束の一つ「アニメのOPやEDではキャラが走ったり歩いたりする」ことに関するやり取りをみかけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

赤サンゴ密漁の中国漁船団は「海の民兵」なのか?中国政府にとっても厄介な「漁民」という問題(高口)

2014年11月16日

だいぶ旬を外した話題ですが、小笠原・伊豆諸島周辺のアカサンゴ密猟の中国漁船団について。200隻という数は中国政府の意向を受けての行動に違いない、中国漁民は民兵といった指摘もありますが、これについて考えてみたい、と。

ページのトップへ