中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年10月26日
2011年10月18日
2011年10月14日
「焼身自殺はチベットの中国支配を暴力的に転覆させようとする計画の一つだ」
「これは人間的良心と道徳に反するばかりでなく、仏教教義にも反するものである」
2011年10月12日
2010年12月03日
11月8日、上海市閔行区馬橋鎮政府を400人の市民が取り囲んだ。
ことの発端は2003年にさかのぼる。鎮政府は近隣3000世帯、1万3000ムー(約8670ヘクタール)の畑と農村住宅を収用。もともとの住民は洋房区の住宅に移転させられた。しかし、住民たちに与えられた不動産登記証はなんと正規のものではなく、売買ができないことが明らかとなった。農地の転売で鎮政府は莫大な利益を手にしたが、その金は住民たちに還元されることはなかった。そればかりか、移転先の住宅を購入するために住民たちはお金を払ったという。鎮政府を取り囲んだ住民たちは正規の登記証に変更するよう求めている。
9日早朝、鎮政府は多数の警官、都市管理局局員を出動させ対応した。60歳前後の女性が都市管理局局員に袋だたきにあった。怒った市民たちが救出されたが、10日朝に死亡した。遺族と市民1000人は鎮政府に集まり、遺体を庁舎ロビーに運び込んだ。暴行を加えた加害者を連れてくるように要求しているが、政府は要求に応じていない。
博訊ニュース(2010年11月10日)、希望の声(11月9日)参照。