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民主化 の記事

【王立軍事件】中国の「温和な改革」の起点とならんことを=ある華僑の願い(鈴木)

2012年03月02日

■中国を震撼させた王立軍事件■

*本記事はブログ「中華圏の高齢化関連産業」の2012年2月27日付記事を許可を得て転載したものです。

ミャンマー開放路線、最大の目的は「中国からの脱却」=急がれる各国資本導入(ucci-h)

2011年12月12日

■中国の“属国化”を排除したいビルマの戦略■

*当記事は2011年12月10日付ブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

民主主義国と専制国家を区別するための29カ条=検閲で削除されたネットの書き込み―中国

2011年04月27日

今年に入り、中国のネット検閲、言論統制が強化されています。ジャスミン革命に端を発した中東、北アフリカ発の政治変動を警戒しているためと言われていますが、「本当にここまでやる必要あるの?」という気合いの入れっぷり。仕事に支障をきたしている会社も少なくないようです。


That other Statue of Liberty / ehnmark


というわけで、最近、ネット掲示板から削除された書き込みを一つご紹介します。正直、あまり出来がいい文章とは思えないのですが、中国ネット民が考える「民主主義のイメージ」「中国のダメなところ」がわかるものじゃないかな、と。

中国で「革命」はおきるのか?胡錦涛主席は「社会管理の科学化」を提唱―翻訳者のつぶやき

2011年02月21日

中国で「革命」はおきるのか

19日に博讯网に張られた匿名のネットユーザーから広まった「中国ジャスミン革命」の呼び掛け。20日には中国各地で呼び掛けの精神に呼応した人たちが集まったようです。

20110220_Jasmine
しかし当然のことながら、このような呼びかけがネットであったことや、北京や上海などの大都市で集会があったことは、20日現在国内メディアでは一切報じられていません。ただ、台湾メディアによると、新華社の英語電子版には「北京市の王府井のマクドナルド前で100人余りの人が集まり、公安が現場で秩序維持に当たった」とする報道があったようです。

私も新華社電子版にある英語ニュースを調べてみたのですが、当該の記事を見つけることはできませんでした。新華社は各個別の通信社や新聞社などと契約して独占配信する別のニュース提供ルートを用意しており、台湾メディアが報じたものはそのニュースルートを通じて伝えられたものなのかもしれません。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

中国国民の言論の自由は保証されている(キリッ―温家宝首相

2010年10月05日



Wen Jiabao - Annual Meeting of the New Champions Tianjin 2008 / World Economic Forum


中国ツイ民の間でもちょっと話題になっていた、米CNNの温家宝インタビュー。
もうすぐノーベル平和賞発表もあるのに、ちょっとふかしすぎじゃないですか?ねぇねぇ。

それはさておき、温家宝首相は先日の深圳講話でも民主と言ってみたり、胡耀邦再評価を口にしてみるわ(それもこのCNNインタビューでのことなのですけど)、攻めてますね。たんなる海外向けパフォーマンスじゃないような気もします。

2006年末、人民日報に「民主はいいものだ」という論文が掲載されて、「ようやく政治改革キター」「民主!民主!」(日本民主党ではありません)とちょっと盛り上がったのですが、いつの間にやら立ち消えになっていたような。もう一度、「民主ブーム」を起こすのかな。ま、そうなったとしても、民主主義を全面的に導入するというような話ではなくて、汚職・腐敗の抑制策として民の力を借りるとかいう程度に落ち着くとは思いますが。

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2010年10月3日、米CNNテレビは、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相のインタビューを放送した。4日、香港・フェニックステレビが伝えた。

インターネット及び言論の自由に対する規制が中国が強国に成長する上で影響があったかとの問いに、温首相は「言論の自由はいかなる国にとっても欠くことのできないものだ。中国の憲法は国民に言論の自由を与えている」と話し、民主と自由に対する国民の求めに抗うことはできないと発言した。一方で、中国のように13億人もの人口を抱える大国では、正常な秩序を保ちつつ民主的開放を進めなければならないと述べ、急進的な改革には否定的な見方を示した。

文学?それともポルノ?ネット小説家逮捕に見る表現の自由―中国

2010年09月28日



※イメージです。

今春、東京都のいわゆる「非実在青少年」問題が話題となりましたが、ちょっと関連するような記事があったのでご紹介。わいせつの判定を公権力が行うとはどういうことなのかを考える上ではなかなか興味深いんじゃないかと。

あと細かい話ですが、中央政府トップ、つまり胡錦濤や温家宝の携帯にもエロメールがばんばん届いているというエピソードにバカ笑いしたので……。

28日付国際在線より抜粋。

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広東省順徳市の高校国語教師・元平(仮名)にはもう一つの顔がある。「天涯藍薬師」という名の小説家だ。広東省東莞市の風俗サウナをテーマとしたネット小説「東莞にて」は好評となり、大手ネット掲示板・天涯論壇掲載分は200万ものアクセスを数えた。

9月26日、東莞市警察は元平らを逮捕。罪状はわいせつ物品放送罪だった。刑法第367条には「ポルノを含む芸術的価値のある文学、芸術作品はわいせつ物とは見なさない」という規定がある。元平の小説はポルノ的な内容も含んでいるが、わいせつ物というほどの内容ではない。

中国社会のニューパワー「ネット世論」は中国を変えるのか?正反対の意見をご紹介

2010年09月27日

「中国のネット世論は新たな社会勢力か?」「一党独裁の共産党政権もネット世論の声には耳を傾けざるを得なくなっている」……。

というような話題を近年、ちょくちょく目にします。実際、「鬼ごっこ死亡事件」とか、「強姦じゃないよ腕立て伏せだよ事件」とか、ネット世論がなければ闇に葬られていたであろう事件はごろごろしています。今回の尖閣問題にせよ、日本大使を5回も呼び出して説教したのは自国民向けのパフォーマンスだったのではとの話もあるぐらいです。

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*写真はAFP通信の記事「中国で台頭するニューパワー、外交にも影響 シンクタンク」。


で、この件についてAFP通信とフィナンシャルタイムズが真反対の記事を出していて面白かったので、ご紹介。

「官僚になったら汚職以外にすることないだろ!」汚職官僚のありえない言い訳ベスト10

2010年08月28日

2010年8月28日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「“不贪污当官干啥”、“不捞钱感孤独”...... 中国问题官员有十大荒唐借口」(「官僚になったら汚職以外にすることないだろ」「お金をためないと孤独だった」……中国問題官僚のありえない言い訳ベスト10)を掲載した。

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・文強(元重慶市司法局局長)
「昇進できなかったので、汚職した」

・張新昌(元江蘇省徐州市雎寧県水利局局長)
(部下から金銭を受け取っていたことについて)「わいろを送ってきた人はみんな、受け取って欲しいと涙を浮かべているんです。受け取らないと悪いと思いました。」

・徐晶(元北京工業大学コンピューター学院パソコンインターフェース実験室責任者)
「国家のため、人材を育てるため汚職しました(キリッ」
90万元を横領したが、うち30万元は海外留学中の娘の学費として支払っていた。

・劉松涛(元重慶市第三人民医院院長)
(130万元を収賄、多くの女性と関係を結んでいたことについて)「私を好きな女性が多すぎたのです。仕方なかった。」

中国の未来=次なる改革の路線図とは?

2010年08月28日

2010年8月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、北京市在住のメディア関係者・陳鉄源(チェン・ティエユエン)氏の署名記事「中国、改革開放の次なる路線図」を掲載した。以下はその抄訳。

先日、特区設立30周年を記念して、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は深センを視察した。その際、「改革開放の推進を堅持することでのみ、国の将来には光が射す。停滞や後退は死に通じる」と発言した。中国共産党高官が次なる改革の必要性を認識していることを明らかに示した発言だが、しかし指導者層全体の共通認識となっているわけではない。
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