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社説 の記事

白米食うなんて生意気だ!新華社コラムは年よりのたわ言か、それとも食糧危機対策か?

2010年08月17日



Rice breakfast / anne.oeldorfhirsch


2010年8月17日付レコードチャイナ「贅沢追求ここまできた!「特製米」の生産で2000万人分の米を浪費―中国」が面白い。いや、記事は大して面白くもないのですが、なんでこんな妄言が新聞に載っているの?!と考えるとなかなか奧が深いのです。
2010年8月16日、中国糧食業協会の米(コメ)分会がこのほど明らかにしたところによると、中国で生産される米の20%が「特製米」として加工される などして、毎年400万トンの米が廃棄されていることが分かった。これは2000万人以上の人々の1年の消費量にあたる。

(…)

食料の浪費行為として特にやり玉に上がっているのが、米だ。中国では商品米として流通する米に、国の定めた基準に従って「粗米(玄米)」「標二米(胚芽米)」「標一米」「精製米」の区分がなされる。1985年までの30年間、中国で流通する米のほとんどは標二米だったが、その後標一米や精製米の需要が大 きく増加したという。さらに、通常の精製米以上に研磨、つや出しなどの加工がなされる「特別精製米」も出現した。

贅沢追求ここまできた!「特製米」の生産で2000万人分の米を浪費―中国

原文はこちら

良いクーデターなんてないのだ!どの口が言うんだの不思議社説=ブログ「中南海ノ黄昏」紹介

2010年08月17日

中国紙の社説など長文記事の翻訳紹介を積極的にやっているブログ「中南海ノ黄昏」の17日付エントリー「良性の軍事クーデター」が面白い。

今回紹介されているのは、「中共解放軍の建軍記念日に当たる8月1日付の胡錦濤の御用新聞『中国青年報』が掲載した記事」。詳しくは「中南海ノ黄昏」を見ていただくとして、簡単な概要をご紹介します。

まず記事の下敷きとなっているのは、ポール・コリアー『民主主義がアフリカ経済を殺す』。原題は「Wars, Guns, and Votes」(戦争、銃、票)。中国やアフリカを対象にした本はおどろおどろしいタイトルをつけないと売れないのでしょうか。

 
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