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記事:明天会更美好 の記事

【鉄道追突】「置き去りにされた国民」政府批判報道のTVプロデューサー解任―翻訳者のつぶやき

2011年08月01日

メディアの怒り

23日に温州市で発生した高速鉄道事故以降、私は中国中央テレビや北京放送をはじめ、政府の隠蔽体質を糾弾するメディアの「怒り」というものを深く感じてきました。人命を無視したこのよう理不尽な行為に、声を上げたくなるのも分かります。

しかしこのような動きがあるにもかかわらず、中国政府・共産党は温家宝総理を現地で派遣して「耳障りのいい」言葉を話させる一方、メディアの報道規制を開始するという「硬軟」おりまぜたやり方を使用しています。

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*CCTVニュース番組『24小時』。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【鉄道追突】なぜ事故車両は埋められたのか?鉄道部VS温家宝の対立―翻訳者のつぶやき

2011年07月29日

なぜ「くさい物にはふた」だったのか

国内外を驚かせた温州の高速鉄道追突事故。発生から6日経った28日、やっと温家宝総理が事故現場を視察し、事故の負傷者を見舞いました。

温家宝総理は28日、事故現場となった場所で「わざわざ」内外メディアを集め、記者会見を行いました。その記者会見はいろんな点で興味深いものとなりましたが、私は、温家宝総理が会見の冒頭で「私は病気で11日間寝ていた。事故発生から6日たってやっとこれたのはそのためだ」と釈明したことに注目しました。

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新華網の報道。


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【高速鉄道追突事故】事故車両も死者数も全部隠ぺい?!鉄道部の傲慢対応に批判―翻訳者のつぶやき

2011年07月25日

事故処理に見え隠れする鉄道部の隠蔽体質

別のネタにしようかと思っていたのですが、高速鉄道の事故がかなり存在感があるので、今日も高速鉄道の追突事故のお話をしましょう。

7月23日付の当ブログの記事で私は、33人という死者の数に疑問を呈しました。その死者数は2日目の24日も、余り変化はありませんでした。2人増えて35人となっています。これほどまでの大惨事にもかかわらず、亡くなった人がわずが35人というのはやはり、考えれば考えるほど不自然といえます。
(関連記事:「【高速鉄道転落事故】混乱する報道……死者33人は本当か?情報統制の可能性も―翻訳者のつぶやき」KINBRICKS NOW、2011年7月24日)

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*事故車両を重機で埋めている様子。網易論談より。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【高速鉄道転落事故】混乱する報道……死者33人は本当か?情報統制の可能性も―翻訳者のつぶやき

2011年07月24日

高速鉄道列車脱線事故

23日夜、浙江省の温州市で高速列車の追突事故が発生し、多数の死者が出た模様です。

中央テレビは23日、その直後の北京時間午後10時、日本時間の午後11時のニュース番組「晩間新聞」でこの事故の第一報を報じました。わずか数時間後ですから、かなり迅速な報道振りといえるでしょう。ただ事故原因や死傷者の状況については「調査中である」としか報じませんでした。

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ニュースチャンネルでも北京時間午後11時、日本時間の24日午前0時から毎時、このニュースについて現地記者のレポートと、現地メディア記者のレポートを交えて報じられました。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

地方の隠れ債務は175兆円=政府指導者発言ににじみでる危機感―翻訳者のつぶやき

2011年07月15日

経済立て直しに奔走する中央指導者

江沢民氏の例の騒動ですっかり隠れてしまっている感がありますが、中国経済も「いよいよ」というところまで来てしまったのかと思わせる状況になっています。


money / FAB O LENS


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

「一人っ子政策」制限緩和へ=広東省が声をあげた理由―翻訳者のつぶやき

2011年07月14日

1人っ子政策に挑む広東省のプライド

ご存知の通り、一人っ子政策は中国を代表する人口抑制政策となっています。しかし、最近この一人っ子政策に公然と疑問を呈す省が出てきました。

南方日報
の報道によると、張楓・広東省政府人口計画出産委員会主任は10日に同報の記者の取材に答えた際、「広東省はすでに、『单独可生二胎(夫婦のどちらかが1人っ子ならば、2人まで子供を生むことができる)』政策の試験導入に関する申請を国に正式に提出した」と明かしたのです。


孩子 / 大杨


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

台湾活動家を乗せた漁船が尖閣に接近=護衛の台湾巡視船、日本海保と対峙―翻訳者のつぶやき

2011年06月30日

「この時期に保釣」の意味

「なぜこの時期に……」と衝撃を受けた事件が発生しました。

28日、台湾・宜蘭県頭城鎮所属の漁船「大発268」号が出港しました。普通ならなんでもない話ですが、今回は違っていました。 尖閣諸島の主権を主張する中国系活動家「保釣人士」2人が乗り込んでいたことが発覚したのです。彼らは出港前、「釣魚台(尖閣諸島)」海域に行って「釣魚(釣りを)」してくると話していたことが分かっています。


senkakuwan: 尖閣湾 / panna noriko


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

台湾を揺るがした論文、「一国両府」論=中共は「台湾政府」を認めるのか?―翻訳者のつぶやき

2011年06月28日

「一国両府」論の波紋

現在台湾メディアを騒がしている論があります。それが「1国両府(1国2政府)」論というもの。

ご存知の通り、中国政府の台湾問題に関する主張は、

世界には1つの中国しかない。中華人民共和国は中国を代表する唯一の合法的政府である。台湾は中国の一地方の省にすぎない

というものです。この考えに基づいた「1個中国(1つの中国)」論が中国大陸内でのコンセンサスになっていました。 しかし楚樹龍・清華大学教授は先日、ワシントンで開催されたブルッキンス学会で『1国両府』論を発表したと海外メディアが報じたのです。


Birding in Taiwan / CharlesLam


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

日本を越えて外洋に進出せよ!中国メディアをにぎわす「第一列島線」問題―翻訳者のつぶやき

2011年06月24日

「第一列島線」をめぐる攻防

ここのところ中国メディアに頻出している語句があります。それが「第一岛链(第一列島線)」と呼ばれるもの。

第一列島線は、鹿児島沖の琉球諸島から台湾の東側を通り、フィリピンの西側を抜けて南沙諸島の東側までを1つの線で結ぶもので、冷戦時代の米国のトルーマン大統領が共産主義諸国を封じ込めるために作ったいわば戦略ラインです。共産主義国である中国からすれば、「アメリカが勝手に線引きしたもの」という印象に過ぎませんでした。

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環球時報の報道。左側、日本列島下の赤い線が「第一列島線」。


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

日本とロシアが油田開発で提携=中国に与えた衝撃―翻訳者のつぶやき

2011年06月22日

エネルギーをめぐる中国の失敗

まさに突然のニュースでありました。ロシア石油大手のロスネフチは先ごろ、オホーツク海のマガダン大陸棚や東シベリアの油田開発事業を行うよう日本企業に正式招請した、というニュースがメディアで報じられました。

これを受け、日本の資源エネルギー庁長官代行は16日、交渉先のロシアサンクトペテルブルクで、「開発に参加することを決定した」と表明しました。ロシア側は中国側に配慮したのか、その席上で「このことは中国向けパイプラインの原油に関する安全性に何ら影響を及ぼさない」と釈明しています。


Alaska pipeline / toffehoff

*image

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

多発する社会問題と独立候補者=中国の選挙制度に対する“反抗”―翻訳者のつぶやき

2011年06月14日

現行の選挙制度に対する「ささやかな」抵抗

先日、広東省広州市郊外の増城市新塘鎮で1000人規模の衝突が発生しました。多くの海外メディアが取り上げていますが、実はこうした事件は新塘鎮に限りません。各地で同様の住民と警察との衝突が多発しているのです。
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*画像はmade-in-china.comより。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

業績作りに奔走する次世代の支配者たち=地位を固める習近平と地味な李克強―翻訳者のつぶやき

2011年06月12日

次世代リーダーたち

2012年の中国共産党大会で新しい指導層の誕生が予定されている中国。

現在、その次世代リーダー(中国共産党中央政治局常務委員)入り有力と目されているのが、習近平・国家副主席、李克強・副総理、王滬寧・中共中央政策研究室主任、王岐山・国務院副総理、李源潮・中共中央組織部長、汪洋・広東省党委書記、薄煕来・重慶市党委書記、令計画・中共中央弁公庁主任らです。

彼らはこのところ活発な動きを見せており、まるで来年の次世代指導層誕生に向けて、外交や政治の修行中のようにも見えます。

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中国新聞社の報道。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

グーグル対中国政府が新展開=人民日報の「脅迫」論文―翻訳者のつぶやき

2011年06月09日

グーグルと中国の争い、ふたたび。

1年ぶりぐらいになるでしょうか。今回は久しぶりにグーグル問題を取り上げます。

昨年3月にグーグルが中国からの一時的な撤退を決めてから、すでに1年以上が過ぎましたが、いまだに復帰は果たせていません。グーグルが撤退を決めた「理由」は、「中国の著作権侵害行為」や「人権問題への配慮のなさ」でしたが、大きなビジネスチャンスが潜んでいる中国に対して、中国への復帰の時期を模索していたのも事実です。


Google China / bfishadow


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

低・中所得者向け公共住宅1000万戸着工=政府目標に黄信号―翻訳者のつぶやき

2011年06月07日

まさに綱渡り状態になっている中国の住宅不動産政策

中国の住宅不動産政策が行き詰まりの様相を見せています。

今年の第11期全人代第4回会議の席上、温家宝総理は今年の10月までに「保障性住宅」1000万戸の建設の着工を実現させるとの目標を提示しました。通常の「商品住宅」とは異なり、「保障性住宅」は住宅を買えない中低所得者層向けの廉価な分譲マンション(経済適用住宅)、安価な賃貸マンション(廉価賃貸住宅)を指します。


公寓 / QiFei


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

米市場で中国企業の上場ラッシュも……低調な株価にネットバブル崩壊の懸念も―翻訳者のつぶやき

2011年05月31日

中国企業の海外上場ラッシュの謎

最近、中国経済で目立っている動き、それはそれが中国IT企業による米証券市場への上場ラッシュです。

今月5月だけでも、SNSサイトの人人網、モバイルアンチウイルスソフト開発の網泰、ニュースサイト・鳳凰網、中国最大の婚活サイト・世紀佳縁など、多くの中国IT企業が米市場での上場を果たしています。中国IT企業ブーム到来といったところですが、しかし上場後の株価は理想的とは決していえない状況です。


20110531_renren
*ニューヨーク証券取引所に上場を果たした、中国のFacebookと言われる人人網

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

5年間で日本人3人を逮捕=中国が地図情報の管理を強化―翻訳者のつぶやき

2011年05月28日

地図情報の管理を強化する中国政府

昨日(26日)は江西省の連続爆破事件や北朝鮮の金正日総書記訪中の正式発表など、重要ニュースが目白押しでしたね。本来ならそのあたりを取り上げるべきなのかもしれませんが、他でやってらっしゃる方がいると思いますので、今回はあえて誰も取り上げないようなマイナーなニュースにスポットを当ててみたいと思います。


map — nov 28 / theogeo


国家測絵(測量・製図)局は2011年5月11日、「2010年度違法測量・製図事件トップ10」を公表しました。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

「米国は内政干渉している、太覇気だ!」訪米の解放軍高官が放言連発―翻訳者のつぶやき

2011年05月27日

陳炳徳総参謀長の訪米の波紋

中国の陳炳徳・解放軍総参謀長が5月15日から22日にかけて、米国を公式訪問しました。米軍のマレン統合参謀本部議長の招きに応じたもの。中国人民解放軍総参謀長の訪米は実に7年振り。中国政府も今回の訪米をかなり重要なものとして位置づけていたようです。

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南方日報の報道。

訪問日程は15日から18日までの要人との会見、19日から21日までの米国国内の軍事施設の視察に分かれたのですが、その会見の最終日である18日にマレン議長と行った共同記者会見がかなりの波紋を呼んでいます。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

日本よりも中国のほうが深刻な電力不足=不足量は3000万キロワット―翻訳者のつぶやき

2011年05月26日

日本よりも深刻な中国の電力問題

現在、中国で話題となっているのが、今年3月から続く「电荒」、すなわち全国的な電力不足です。現時点では主に湖南省を中心とした中部、浙江省を中心とした沿海部で深刻化しています。特に浙江省では実に7年ぶりとなる深刻な事態だと国内メディアは報じています。


power up the sun / sun dazed


 国家電網(電力網)公司の帥軍慶・副総経理は23日の会議で、「今年はここ数年で電力需要が最も逼迫した1年になるだろう。電力不足の量は、これまで最も深刻だった2004年を上回るものになる」と警告しました。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

公立学校と民間学校=出稼ぎ労働者の子どもにも公平な教育機会を与えることができるのか?―翻訳者のつぶやき

2011年05月21日

見えてきた中国の教育政策の歪み

先日の記事「幼児にも「エリート教育」=高級幼稚園の誕生と待機児童問題」でも、中国の教育政策のひずみについてふれましたが、今回は学区外の学校への進学という問題をご紹介します。


DSC04165 / mikeheth


複数の広東省メディアは、「14日から広州では小学校の入学申し込みが始まった。複数の学校入り口は早くから保護者が長蛇の列を作った。徹夜で並ぶ人も見られた」と報じました。彼らの多くは市外から来た元出稼ぎ労働者やその家族だったようです。なぜこのような現象が発生したのでしょうか。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

西遊記でディズニーに対抗!?安易すぎる公共事業に批判―翻訳者のつぶやき

2011年05月20日

西遊記はディズニーに勝てるのか

上海のこれからの経済発展の目玉とされている、上海ディズニーランドの着工式が4月8日に行われたことは、先月の記事「「中国らしさ」が鍵!?前途多難な上海ディズニーランド」でご紹介しました。

こういう外国人による文化面での「動き」が中国であると、中国大陸での自然な流れとして、必ず「中国的要素を取り入れたもっとでっかいものを出そう」と考える中国人が現れます。思ったとおり今回も、「中国文化を強調したテーマパークを作りたい」と考える中国人が出てきました。


Beijing Opera (京剧) / eviltomthai


 *当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

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