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食糧 の記事

不透明な遺伝子組み換え問題=なし崩しに進む「普及」―北京で考えたこと

2011年05月15日

真実はどこまでか?中国・遺伝子組み換え作物の栽培の実態

これまでもこのブログで何度か取り上げてきている中国での遺伝子組み換えの話題。議論紛糾なことは既に紹介しましたが、同時に「米とかトウモロコシとかの遺伝子組み換え作物、本当はもう栽培しちゃっているんじゃないの?実際は出荷されているんでしょ、どうなのよ?」というのもお決まりの話題です。
(「揺れる遺伝子組み換え米問題=当局内部でも対立」「技術の問題、時間の問題?GM(遺伝子組み換え)作物と中国」など参照)

グリーンピースなど国際非政府組織(NGO)も、「すでに相当数が違法に流通している」と指摘しています。この問題に関する中国政府の取り組みも加速してきたようです。南方週末5月12日付の記事からご紹介します。

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*中国の農業関係研究開発はすごい勢いで進められている。遺伝子組み換え関係も大きなテーマ。写真は一般作物の施肥試験区の様子。

*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

上がる穀物と下がる野菜=複雑化する「食品価格高騰」の裏側―北京で考えたこと

2011年04月24日

上がる穀物と下がる野菜・・・食品価格高騰の裏側

3月期のCPI:消費者物価指数が昨年同期比5.4%増と、引き続き物価高となっている中国。先日の記事「バイオエタノールはなぜやめられないのか?食料価格決定権を失いつつある中央政府―北京で考えたこと」では穀物価格が上がっている中、そのコントロールをするのに苦労している政府の様子を書きました。物価高の中で穀物も含めた食品価格はその「悪の根源」かのように言われている中、そのCPIのニュースを読んだ翌日ショックなニュースが出回りました。

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*中国の野菜は季節によっては二束三文で売り渡されている。写真は北京新街口。

*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。


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