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日本語・中国語混在の自作電子書籍の作り方=ブログ「Karak」のエントリーから

2010年07月14日

iPad発売で一気に火がついた感がある電子書籍。ブログ「Karak」がePub形式の自作電子書籍の作り方、日本語・簡体字中国語混在環境の構築などについて解説しています。
最近話題の電子書籍を自分でも作成してみたかったので、3年ほど前に訳した魯迅の故郷に少し手を入れてePub形式にしてみた。ePubはXHTMLとCSS、フォント、画像をひとつのフォルダにまとめてZIPで圧縮したようなファイル形式なのでホームページを作ったことのある人間であれば、割合簡単に作成することができる。実際の成果物については以下のリンクからダウンロードしてePub用の適当なビューワで閲覧されたい。

(…)

ePubには複数のフォントを同梱することができる。今回題材に選んだ「故郷」に登場する「」 という漢字は、日本語のフォントには含まれていないため、簡体字用のフォントを追加しておかないと正しく表示されない。日本語のフォントもデフォルトのま まだと読む気がなくなるので、コンテンツにマッチし、かつライセンス的にも気軽に利用できるフォントを追加しておいた方が良い。私は日本語のフォントとし てIPAモナーP明朝を選んだ。ePubにしたときに読みやすくおすすめである。簡体字中国語のフォントは、文鼎(Arphic)提 供の簡体字宋体フォント(AR PL SungtiL GB:フォントファイル名はgbsn00lp.ttf)がファイルサイズがコンパクトで良い。日本語や中国語のフォントはどうしてもファイルサイズが大き くなるので、それを埋め込んだePubファイルも大きくなってしまう。20MBという目眩がしそうなサイズの中国語フォントもそれほど珍しい存在ではない ので、見栄えの良いコンパクトなフォントは貴重である。
(ePub版「故郷」の作成と日中混在の注意点など | Karak)

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